おはようございます。

市場は何を期待しているのか、平穏な日々が続いています。ただし、その裏で米中交渉妥結を受けて新興国が上昇していましたが反転、下落に向かっている傾向があるように思います。

ユーロは以前にご紹介したように下値探りの段階です。

いろいろなリスクをマーケットは、もっているように思います。

コロナウィルス

コロナウィルスの命名が決まったそうですが、私はそういう名前を覚えるのが苦手です。

民主党大統領選挙、38才の新人候補、なぜ、名前を書かないかといえば覚えるのが苦手でさらに言いにくい、という理由からここでも書かないのです。

こういうことに気づいている人も多数いると思いますが、名前、名称など事実は誰かが言ってくれると思いますので私は覚えない、なんてやっています。

そのうち覚えるでしょう。この候補、弁舌の良さからバイデンやサンダースよりも上に行く可能性が高いと思っていましたが、本当に本命になりそうだ、と思っています。

バイデンはオバマ政権時の副大統領、サンダースの理想主義、過去の実績やできもしないことを語るのには日本でもうんざりとは思っている人は多いと思います。

トランプが一般的にはオバマ嫌いだから対照的にバイデンがクローズアップされていますが、もうあの語り口は人々を熱狂させない、ということに気づいた方も多いでしょう。

数字的には新人候補の方が未だ劣っていますが、たぶん、新人候補だろうな、と思っています。

話がそれましたが、WHOはコロナウィルスの潜伏期間が12.5日くらいであろう、と発表をしています。感染のピークが春節の終わり、1/30と考えると現在が感染のピークであろうと思われます。

日本では、衛生環境が確りしていますので、それほど感染の拡大はないと思いますが、中国国内では現在がデータ通りとするのであれば今が、ピークになるのでしょう。

横浜港に停泊している船籍の感染も今が、ピークになるのであろうと考えています。

つまり、さらなる二次、三次感染の発症があるのであれば2月の中旬から下旬にまたピークを迎えることになると思います。

メディアでは中国でも落ち着いているとの報道とのことですが、日本政府はお隣の省までを入国拒否にしている事実を勘案すればまだまだ予断を許さない状況になっているということです。メディアの根拠のない楽観に騙されないようにしましょう。

中国株をみるとすでに落ち着いているように見えますが、1か月近く操業を停止してまだ始まってもいないのに上昇するのか? 通常のさまざまな危機、リスクでは先行して上昇するものですから、ありえないことはないと思います。

テクニカル的にはここから二番底、と考えるのがテクニカルの通常の考え方です。

二番底に向かうときに深刻な事件が起こらなければこの騒動は終了となる可能性が高いですが、マーケットのコンセンサスと政府の一部省の入国制限の異なった対応を観察すると悲観に傾けば、おそらくマーケットの影響は甚大になると思われます。

要するに、コロナウィルス騒動は現在の情勢をみれば、終息に向かっているように見えますがまだ被害額もわかっていないのに楽観しすぎだろ、と思うのです。

また、ウィルスというのは突然変異の可能性があり、感染の発覚が遅れる理由というのが不可解としか言いようがありません。ウィルスというのはよくわかりませんが、みつけにくいものなのでしょうか?

少し、悲観のし過ぎと自分でも自覚をしていますが、なんだか、すっきりしない自分がいることも確かです。

 

テクニカル的には?

いつものドル円の日足になります。

10と30がデッドクロスをしていますが、短期線、長期線もともにアップトレンドですので、このデッドは騙しになる可能性が高いと思います。

しかし、日足、1時間足もみるとすべてクロスを行っており、4時間だけをみると判断を間違える可能性がある、ということは認識しておいたほうがよいでしょう。

アメリカのIT株は中国に拠点がないアマゾンやアルファベットを中心に株価は好調に推移し、ITバブルの再燃と言う方も増えてきています。

この株価の急騰は金利安からきているものであり、金利が安くなればITを中心にアメリカ株がすっ飛ぶのは今に始まったことではない、ということです。

あまりにも楽観が広がり過ぎていますので、期待をし過ぎるのは危険、と思っているのは私くらいだけなのでしょうか?

本日のドル円は0.06パーセントの円安と出ています。