おはようございます。

いろいろな情報をみていますが、コイツ何言っているの?と思うような推測に推測を重ねたデタラメなことを言っている人が本当に多いものです。

たとえば、株式市場では二番底がない、とか抜かしたアホウがいるそうですが、そもそもこの人がド素人ということを証明してしまったようなものです。

現時点で、その可能性はかなり大きいのです。ただ、今すぐということではなくみなさんが忘れたころ、つまり3-6か月あとのことです。

理由は明瞭で、まだ経済への被害実数は明らかになっておらず、その実数が激減をした場合、必ず、株式市場に影響がある、ということです。

二番底が出る原因というものは実態経済と統計数字が出るタイムラグにあることを知っている人間は、二番底がない、なんてこと誰が言えるのか? と思うものです。

二番底がないと喝破する人間というのはそういう基本中のキホンさえも理解せずに偉そうに解説をしている、ということになります。みなさんはそんな人間を信用して売買をしているのです。

為替にしても急速に円安にいき、先週、円高に行っています。ほとんどのアナリストと称する人間は、円安に行くはずと言っていると思います。

このわかりやすい円高に対してなぜ円安と言い張るのか私には理解不能です。つまりきちんと値決めのシステムを理解していないで単なるカンとか推測で物事を語るからこういう結果になるのです。

出鱈目なことを政治、経済、そしてコロナに関しても本当に星の数ほどいる実態をみなさん把握するべきです。

いつも言うように事実と証拠をもとに語り、結果に関しては必ず原因があるのです。その原因は昨今、流行の複雑系のように原因は2つも3つもある訳ではなく。原因は1つしかないのです。

その原因を探れば、結果は自ずと見えてくるものなのです。こういう当たり前のことを心がけていけば、マーケットの未来もある程度、みえてくるはずです。

 

コロナの不安

今回の東京都の感染者の増価は以前に「学級閉鎖の失敗」と記しました。

要は風邪の引き終わりに必ず、風邪をぶり返させる人がいるという現象、と私は考えています。

私は仮説として、1月から言っていますが、風邪の対処法をやっていれば被害を受けないと言っていますが、世間の防疫の専門家も同じことしか言っていないということからこういう仮説も有効である、と考えています。

基本的に風邪を引いているときにやってはいけないことを、今回もやってはいけない、と思えば大きな被害は受けないし私の身の回りの人間も実際、風邪対策をばっちりやっていることで被害は受けていません。

特に、私は手洗いが非常に重要だと思います。これは単なる推測です。これを励行していると生活環境が変わったかな、なんて思うようになります。

本題の東京都の問題に移ると、不安をあおるようなつもりはない、と初めに断りを入れておきます。

どうみたって、東京都の感染者数の推移、押し目待ちに押し目なしの状況だよね、と思うのです。私は防疫、統計の専門家ではありませんが、これ、完全に押し目買いの形だよね、と思うのです。

こういうチャートをみれば問答無用で私は買うだろうな、理由はわかんないけどイチかバチかで買っても勝つ可能性は高い、と思います。

ゆえにみなさん、オーバーシュート寸前と言っているのですが、私の経験値からいえば、間髪入れずに緊急事態を宣言するよね、と思います。

チャート的にいえば、どんな移動平均線を引っ張っても、ローソクが移動平均の上に載っているのですからチャート的にはどこかで爆発するよね、と思うのです。

先週までは統計学上でいう、外れ値の可能性もある、と考えていましたが、完全にトレンドを形成したかも、と思っています。

一番の問題は、この自粛や経済活動の低下は1-2か月であれば問題はないと思いますが、これが3か月以上続くことの懸念です。

もともとから頭のおかしいことをやっているソフトバンクなどの経営不振は当然なのですが、3か月以上続くと健全な企業までおかしくなるということです。

参考までに中小やフリーランスも今、生活ができないと騒いでいる連中も同じです。

今、もうもたない、と言っている方々に口は悪いが、もともとから問題があったから2週間止まったくらいで悲鳴を上げているのです。

それは事業や生活のあり方にそもそも問題があったということを認識するべきだと私は思います。

冷酷と言われそうですが、これをピンチと考えるか、チャンスと考えるかの意識の問題です。問題があるなら、問題の修正を図るか、事業転換を考えるべきです。

これは声に大にして言いたい。1か月、2か月止まったくらいで立ちいかない事業計画にそもそもの問題があるのです。

しかし3か月以上続くと健全な事業計画を立てる会社や事業者でもおかしくなる、これは瀬戸際にあると思います。

ゆえにコロナから派生をした経済問題になる可能性が高いと思います。

 

もう一つ言いたいこと

言っていいことと悪いことの区別がつかない人が本当に多いと思います。私もその点は反省しなければいけないことが多々ありますが、これはきちんとみなさんに伝えなければいけないと思います。

今、世界の指導者に対して、あられもない、非難が集中しています。

WHOの事務局長に対して辞任のネットでの署名が集まっています。私は、トップとしてパンデミック宣言をした彼の英断をたたえたいと思いますが、世間はそう思っていないようです。

理由は明瞭、彼は私利私欲でパンデミック宣言を意図的に遅らせたとは到底、思えないのです。

パンデミック宣言をしたときの日々の経済活動やもろもろの影響を考えると、パンデミック宣言など軽々にできません。やれば非難されるし、やらなくても非難される。

でも、非難を浴びることを覚悟でそういうことをやっている人、つまりそういう弱者に対して心ない非難の声を浴びせるのはバカでもできる、と言いたい。

一番、頭にくるのは私はトランプ支持者でもなんでもないけど、トランプは地方知事に対してギャーギャーうるさい、と言ったことが問題になっています。

トランプだって、アメリカ人の生命と財産を守るために必死でやっている、と思う?(笑)。

その際に地方首長がギャーギャー言ってくれば、うるせー、と言いたくなります。

彼だって、何かを決めれば批判を受ける、とわかっているのに同じ、トップである首長がギャーギャーうるさいことをいえば、うるせー黙ってろ、というのは当然だと思います。

トランプの決定によって多くの人が犠牲に遭うということがわかっているのに決断をしているのです。

あれがない、これがない、とギャーギャー言う、首長に私は問題があると思っています。緊急の事態でみな困っているのだから基本方針に沿って、どんどん自分で次善策を決めりゃいいものを、ギャーギャー言われると頭にきて当然です。

もっともオバマであれば言わないということは認めますが(笑)、あまりにも、自分で決められないトップや、決めたら決めたで批判をする人が多すぎるのです。

みなさんが選んだトップなのだから、文句があるでしょうが、そんなことを言っても仕方ないでしょ、と思うのです。民主的な方法で決定したのだから従うしかない。トップの英断をあまりにも蔑ろにし過ぎだと思うのです。

罵詈雑言を覚悟して決断したことに対して、みなさん、文句を言いすぎです。

学校の休校決定をした際に日本の教育委員会などができっこない、急すぎるとか言っているアホのことを私は絶対に忘れません。

こういう人たちに、教育者たる自覚があるのか、そして単なる公務員なんだな、と印象付けを決定的にしたことを忘れないでしょう。

トップとかエリートなどこんな程度なんだ、ということをみなさんも忘れないでほしいと思います。自分で決めると責任がつきまとう、だから、文句を言う、ほとんどのトップがそのレベルなのです。

 

マーケットについて

リーマンとコロナの違いはこの間、麻生さんが明瞭に説明をしていました。この違いさえもわからないで質問をしている記者って、記者の意味があるの? と思うのも事実です。

リーマンは金融機関の崩壊で起こった危機です。
今回は世界のサプライチェーンの崩壊で起こった危機です。

リーマンは世界が危機に陥ったときにお金を貸す金融機関がなかったことが景気低迷が起こったのです。

生産活動ができなければみなお金の困る、でも、その金融機関が破たんをしてしまった、だからあれだけの危機です。

今回の危機は、何かが崩壊したのですか? 人間の健康が戻れば、元に戻ることは自明のことです。

リーマンのように、金融機関の回復に時間がかかるような危機ではないのです。

そしてもう一つ、AIで人間社会が変わると言っていたアホも、反省するべきです。人間社会の主役はあくまでも人間であり、人間が変わらなければ、AIによって人間社会も変わらないのです。

つまり主語をAI信奉者は間違えていたのです。AIが世界を変えるのではなく、人間が社会を変えるのです。実際にAIが社会を変えるのであれば感染が怖ければ、全部、AIにやらせりゃいいじゃん、というだけの話です。

でも、人間の活動が止まれば、AIも活動を停止するのは今回のことでみなさんよくわかったでしょう。

みなさんAIに期待しすぎなのです。過剰な期待であり、あくまでも人間活動の主役は人間なのです。AIが主語や主体になることは絶対にあり得ません。このことを私は5年前くらいからずっと言っていますよね。

AIに世界を変えられっこないのに、みなさん信じていますよね。主語をみなさん間違えているのです。

本題に戻れば、生産活動なんか、コロナの蔓延が終われば、回復するのです。

そして、ドル供給や円供給問題も終わり、金融機関は積極的にお金を貸している状態です。あとは、コロナ終焉を待つだけなのです。

そして今週のマーケットはドルの急騰の調整場面になるのですが、このドルの動きが重要なのです。

金利はやすいところに張りつくのですから、株価は上昇する傾向にある。

ドル円はドルの調整がどのような形になるかを考えればいいだけです。基本的には、円は横ばい、ドルが戻り売りなので、円高傾向は変わらないと思います。

ただし、戻り売りというのは急速な戻しをする場合がある、とくに急落の場合、それに注意すればいいだけの話です。