おはようございます。
少しずつ感染症、防疫に関してのお勉強を始めているのですが、自分の無知さ加減に、わかっていたことですけどね(笑)
改めてびっくりした感じです。要するに自分は改めてバカなんだな、と思うのです。バカと自分で思っていれば、バカと言われないように努力する、それだけ。
相場が下手くそと言われれば、下手くそと言われないように努力するだけ。
コロナが自分の責任ではないなんて思っていると、ストレスがたまる。自分が引き起こしたことと考えると、ストレスが驚くほどなくなる。
もちろん、この考え方を受け入れるのには時間がかかることでしょう。でも、ストレスなど私は大嫌いなので、自分が悪い、と思うようにした、ということだけです(笑)。
日本のGDP
前期10-12月は前期比で1.8マイナス、年率で4.5のマイナスになります。
その前に4/29に発表された、アメリカのGDPを考えます。
アメリカのGDP1-3月期は、前期比で4.8のマイナス、年率で推定で5.1のマイナスです。
計算式は以下のようになります
4/29までは
100
—-
100
それが4/29以降は
95
—-
100
で、その解は95パーセント
つまり3月末や去年の3月末から約5パーセントドル円は円高に行くわけです。
実際に、4/29以降から円高が進行しています。
実際は3月末が107.5でピークの円高は106円ですので、1.4パーセントほどしか円高は行っていませんので、その辺の乖離がどうして起こるのかは、まだ今後の研究課題になります。
本日発表される日本のGDPは前期比で1.1のマイナス、そして、アメリカは4.8のマイナスですので計算式は以下のようになります。
95.2
—-
98.9
この解は、1.038くらいです。すなわち3パーセント程度の円安になるということです。
これは、3月末のドル円が107.5であればそこに1.038を掛け合わせると、目標値が設定できることになります。基本的には株価の計算もこれで行います。
107.5×1.038=111.58
という目標値が設定できるようになります。
一方で年率はアメリカが5.1のマイナス、そして、日本は4.5のマイナスの予想なのですから、計算式は以下のようになります。
94.9
—-
95.5
95.5÷94.9=1.00632
2019/3月末は、110.8になります。
110.8円×1.006=111.5
になります。前期比の目標が111.58、前年比の目標が111.58と同じような数字になります。
もちろん、今回のように数字が同じようになるのは、珍しいことですが、GDPの計算を考えた場合、本当は、同じような数字にならなければいけません。
ところが株などを計算をしてみればおわかりになりますが本当に乖離をした数字が出てきます。
これは、3月末の数字が全く、実態経済と乖離をしているからそれを斟酌して適正値を計算しなければいけない、ということになります。
つまり株価が実勢と大きく乖離をしているのに為替は適正な価格を形成していたということは考えにくいということです。
つまり6月末までにまだアメリカの改定値、確定値、そして日本は6月に確定値が出ますのでこの数字は、変動するでしょう。
現在のドル円が107円台ですから、111円になるのを寝て待てばいいということでもなく、その間乱高下がたぶんあるでしょう。
その理由はパウエルやトランプの言動、をみているとマイナス金利に向けて動きだすだろうな、とは思うのです。
マイナス金利を意識していると仮定するとそれに沿った発言しかしないのです。
マイナス金利はご存知のように直接投資を大幅に下げ、株価を上方向に向かわせる可能性を否定します。
バッフェットがGSの株を分投げたことからもわかるように、銀行は壊滅的な打撃を被ります。それで円安、円安と叫んでも意味がありません。それだけの話なのです。
株価と為替の関係がイマイチ、ロジカルではないのですが、アメリカ株が下がって円安ということはないでしょう。
だから目標は111円なのかもしれませんが、その通りに行かない可能性があるということです。
きょうの8:50になれば、数字が発表され、上記の数字も全部訂正されるでしょう。その解説を明日は行わないと思いますので、計算したい人だけ計算してください。
計算の仕方は全部書いたのですからあとは宿題です(笑)。
最後にテクニカルは、面白い形になっています。
デッドクロスしているのに短長期線は鋭角に上昇、面白い形でしょう? 経験則ではこういう形は大相場になるのです。
円安とは限らない、とは一応、記しておきます。