おはようございます。

今朝はボルトンの暴露本とGDPの重要性についてその事実を示したいと思います。

ボルトン暴露本

いろいろなトランプ政権の暴露本が出ていますが、こういった類の暴露本は以前にもお話ししたように居酒屋で上司や会社の悪口を言っているのと変わらないレベルの話、ということです。

ナバロが米中貿易交渉はゲームオーバーだといえば、トランプが否定し、その内容に関してボルトンが暴露をする・・・、めちゃくちゃだね、というのが正直な感想。

おまけに今朝、トランプがIT関連の就労ビザの発行停止を発表すると、何を考えているのかよーわからん、というのが本音です。

こういった暴露本はネットニュースと一緒で、渡部の不倫事件と一緒、というのが私の感想です。つまりみな、推測に推測を重ねて、結果はデタラメで何も当たることがないでしょうね、ということです。

きのうジム帰りに考えていたのですが、アナログ人間とデジタル人間という言葉が流行ったのを思い出しました。

なんとなくその時代も今も、デジタル人間のほうがイケているという雰囲気だと思いますが、デジタルって、その瞬間しか対象にせず、目の前で起こっていることに評価を下すことだと思うのです。

しかし、現実というものは、時の流れの一部であり、その起こった現実でさえ、一瞬で過去になってしまう訳です。

ゆえに、事実というのは過去の流れから認識するものであり、目の前で起こった感想など小学生でも言えることをいい年齢をした大人がそれを一生懸命語る、ってどれだけ子供なんだよ、と私は思います。

私は個人的に思います。デジタル人間なんてダサくて、アナログ人間のほうがナウいんです(笑)。ナウいという言葉に価値があるとは思えませんが・・・。

ようするに事実だけを切り取り、それを一生懸命、記事にしたり、議論をしても事実なんかなーんも見えないよ、ということです。

でも、現実世界ではみな、目の前で起こったことを議論し、そして足りない部分を推測と妄想で継ぎ足し、出る結論はアッパラパーということに速く気づかないといけませんよ、ということです。

日経からファクトフルネスなんてベストセラーが出ていますが、日経の出している本ほど浅薄で中身がない本が多い。事実は大事ですが、その前後の関係をもっと重視せよ、と言いたいのです。

この前後の関係を知っているということは、知識や知性がないと無理なのです。

要するにあらゆることに知識をため、それを判断の材料としなければなかなか未来は見えてこないだろうな、と思うのです。

ボルトンの暴露など、何が本当でウソがさっぱりわからない。読む価値なし、と思いますが、世間はこういう暴露本、好きですよね。

で、必ず、出てくるのですが、彼の言っていることは事実だと主張するアホ、せっかく読んだのだからその努力の報酬がほしくて、訳のわからないことを言い出す奴、必ずいると思います(笑)。

 

コロナ感染について

最近、感染が増えています。

先ず、増えている国は、欧米や南米など昔からマスクをする習慣がない国々です。日本でもこの暑さで、しない人の割合が増えています。

結局、飛沫から感染をすることは確かですし、私も一か所の空気の悪いところにいるとものすごく気分が悪くなったことがあることからマスクをしないで外出をするという選択肢はあり得ないということです。

たとえば、感染源というのは動物では豚や野鳥、そして蚊です。梅雨の時期になって水たまりが増え、そこに蚊が増殖する。つまり水たまりを周辺に作らない、ということが大事なのですが、それを意識している人は非常に少ないのです。

中国やブラジルでは豚や野鳥を屋外に放っておく文化があります。豚は感染源ですから日本でも今はなんというのかわかりませんが、豚コレラみたいな病気が発見されると大騒ぎをするのと一緒のことです。

豚が感染をするのは野鳥からであり、その感染を食い止める努力もしない、中国やブラジルでは、感染は止まらないでしょう。

中国は、アメリカが中国にコロナを流出させたと主張しています。たしかに過去にアメリカ軍は天然痘ウィルスを誤って拡散させた過去がありますが、事実としてあるのはその1回です。

過去の感染症は、たいていの場合、アフリカで発生し、中国で感染拡大がマストのパターンです。理由は中国に行けばおわかりになると思いますが、中国は人が多すぎるのです。今も、昔も。

ゆえに感染症の宝庫であり、流行るのは必ず中国から、という事実を考えれば中国の主張などバカバカしく聞いてられません。

感染が拡大している国や蚊が感染の媒体になるということを、勘案すると、マスクは暑苦しくてもつけるほかないのです。

 

ようやくGDPの話

上記は日経平均の日足になります。

赤い縦軸の線は、GDPの発表日になります。

結局、今回のコロナ暴落は日本のGDP発表を契機に暴落しているのです。2回目の線は、私が、ここの安値は18800円だよ、と言っていたときに発表をされています。そこから先はオーバーシュートだよ、ということになります。

3回目は2回目と同じ水準になったときに発表され、それを境に急騰です。4回目はそこが頭になってしまったのです。

現在は、経済指標は良い訳ですから、指標のよさで買われ、そしてGDPで売られるわけですが、今迄の経緯をみると、GDPに従うだけの話です。

令和2年1~3月期四半期別法人企業統計調査「確報」の公表を受けた四半期別GDP速報(2020 年 1-3 月期2 次速報(改定値))の公表について

で、今回の内閣府の発表で本来なら7月上旬から中旬に発表される二次速報、改定値が8/3に延長されています。

今回の安値目標は18900円くらいですので、8/3まで下がり続ける訳ね、なんて考えています。

黄色い線はアメリカのGDP発表日

日本ほどではないのですが、その発表によって、かなりの影響を株価が受けていますね。
明日、6/25は米国GDPの確定値になります。

ドル円日足

これをみればGDPの重要性がおわかりになると思いますし、GDPがわからないで放置をしていた人、勉強する気になったでしょ(笑)。

特に日本の発表がその契機になっていることは、おわかりになると思います。その発表は7/15前後から、8/3に変わるということはかなり大きな影響があるのです。