おはようございます。
週末に感染者がまた増えるような状況になっています。先週もお伝えしたように、季節は約15-16日程度で変化をしており、その変化はこの週末近辺であるとお伝えした通りです。
一方でNYTはトランプが連邦所得税をちっとも払っていないということを報道しています。
さすがトランプという思いもありますがトランプはこのニュースをフェイクニュースと言っています。
しかし、訴訟となればNYTもそれなりの証拠をそろえているでしょうから難しいのではないか、と思います。
詳細な部分でフェイクと言っているのにすぎないのではないのかな、とは思います。
コロナ世界の感染状況
感染者数
死者数
リカバリー
相変わらず、感染者数は微増、死者数も微増、そしてリカバリーは微減という状態が続いています。
しかし、日本の状態は浮かれている、ているよね、というのが私の素直な実感です。
日本感染者数
死者数
世界の状況は感染者数増、死亡者数増ですが、日本は死亡者が減少傾向にあるということです。すなわち私が懸念している猛毒化は日本では観察をされない、ということですけどね。浮かれすぎだよね、とは思います。
■マーケット
このような状況の中でいつもいうように、マーケットは①ドル②金利③GDPで動いているのですが、ここにプラスをして④コロナの感染状況ということが加えられる傾向がここ最近はあるという話です。
週末の動きをチェックすると、①ドルは上昇②金利は低下③GDPは耐久財受注、予想よりも若干の↓ということになります。
いつもの判断だと、①と③が下に向いていますのでたぶん、弱いだろうね、ということになりますが、コロナの状況は世界的には増えている、そして、アメリカでは増えている、ということ考えれば下方向かな、と考えることができます。
そして日本は、10月からのゴートゥーキャンペーンは実施に向けて動いています。すなわち④の状況は上方向、になります。金利も微減です。ただし、本日は株式市場の権利落ち日になります。
この辺の株のことは専門家ではありませんのでわかりませんが、配当低下は免れないところなのでどういう動きが出てくるのかは私にはよくわかりません。ただ通常に考えて、下がるのではないの、とは思いますがわかりません。
この中で今週、動きそうなのは③のGDP、今週は指標が集中しますので動きますし、④のコロナで日本でゴートゥーが再開されれば、経済活動が活発になるのか、それともやっぱりダメになるのか、ということです。
私が申し上げたいのは、バランスの問題でありマーケットのセンチメントが楽観に傾きすぎだということです。
コロナの状況というのは誰にもわからないことであり、この状況で楽観できるような状況ではないと思います。なのに、過度に楽観に日本国内は行き過ぎているように感じます。
もちろん、そうなるのに越したことはありませんが、反対のシナリオも想定しておくべきです。極端に偏りがあるのはよくはないと思います。
そして、その、偏りはコロナの状況次第であり、その振れ幅は大きくなるということです。
冒頭にもしるしたように、大統領選挙もありますし、米中の対立は誰が大統領になっても激化をするでしょう。
中国と対立をするということはアメリカの経済ナンバー1の地位が揺らいでいるから喧嘩をして屈服をさせるようにしているだけの話です。アメリカ経済は長期的にみればそれほど盤石ではない、ということです。
短期的には楽観の材料が多いのですが、中長期的には楽観できるような状況ではないということです。これで金利が上昇してくれば、どうするのだろうね、とは思います。
大統領選挙はトランプが荒れさせると明言しているように本気で、訴訟に持ち込むつもりでしょう。現時点でトランプは圧倒的に不利です。私は楽観などとてもできるような状況ではないと思っています。