おはようございます。韓国の話は当コラムでも何度もご紹介しました。

結果的に、私が従前からいうように最悪な関係になると言っていたこと、韓国経済は落ち込むという道筋が見えてきたとみなさんも見えてきたと思います。

そして「そろそろヤバいよね。」という状況になってきました。

株価が急落する可能性が出てきました。注目していただきたいのは、去年から私は、今年7月に株価が急落をするよ、と言っていたことです。

要するに、マーケットというのは去年の時点でもう来年の相場の形はある程度決まっているということです。

特に金に関しては、私は完璧な予測を他社で出しており、その値段推移も完璧な結果でした。

こういった株価、金、ビットコインなど、ヤバいよ、と言っているだけです。

韓国の話

韓国の話は、日本の報道がわかっていないか、ないしは、日本の嫌韓感情をあおらないように報道をしているのか、よくわかりません。

ただ、言えることは前政権が大衆のデモに倒されてから、現政権は、民衆の間違っている意見には逆らわない方針になっていることは確かです。

前政権の倒れた理由の1つに、従軍慰安婦問題の解決がありました。前政権と日本政府は従軍慰安婦の不可逆な解決を成功させたのです。ところが、現政権は、それを反故にしてしまったのです。

このことがいかに重大なことなのかの認識がない人が多すぎます。要するに、契約書に書かれていることを無視して都合が悪くなったから従軍慰安婦問題、解決するのをやめました、と日本政府に通告をしたのです。

ですから、あちこちで韓国は法治国家ではない、という意見が出るのです。国際的にも、韓国が何を言おうとも、信用はゼロに落ちたことを彼らに認識がありません。

アメリカでもトランプ大統領が思い出したように韓国との安全保障を見直すと言っており、そのたびに側近が思いとどまらせるように説得している状態です。

ただ、トランプは北朝鮮に対しては好意を抱いており、韓国を見捨てるのは規定路線のような考え方らしい、ということが漏れ伝わってきています。

民主主義に支配され、ポピュリズムが台頭しすぎた結果がこういう韓国の惨状が生まれるのです。日本の輸出なしに韓国は生き残れませんし、またアメリカの安全保障なしに生き残れるわけがないのに民衆はこれを否定しているのです。

そして、自分の権利が侵害されると韓国政府は日本政府との協議に応じる、という下衆な行為、日本で韓国嫌いがエスカレートするのは時間の問題です。ヘイトスピーチなど大嫌いですが、やられても仕方ないじゃない、と思います。

この問題もイラン問題と同様、行きつくところまで行くでしょう。イランも韓国も解決の道が全く見えません。日本は韓国の要求を一切無視することでしょう。

そろそろ本当にヤバい状況

今の相場は金利で動いている状態です。

その金利の低下が止まってきました。これは雇用統計が良い結果、に終わったことがあります。

雇用統計に関しては新規の雇用はできすぎな状態であり、今後、大規模なレイオフがない限り、新規の雇用が20万をこえるようなことはないと思います。

これは思い付きで言っている訳ではなく、さまざまな雇用指標をみた場合、今月の雇用統計は、できすぎ、という結論に至っています。つまり来月の新規雇用者数は10万人台だろうと現時点で考えています。

当然、大規模なレイオフ、今年の例でいえば、ボーイングやGMなどが行い、その再雇用が新規雇用人数に上乗せされているという考えです。

つまりもし、今月、株価が急落をすれば、来月の第一金曜日の雇用統計が悪いということで調整が長引くであろう、と予測をしています。

ともかく、低金利がマーケット、特に株、金、ビットコインなどを引っ張ったということです。

では、ロジカルなシナリオを考えていきます。

① 金利がもっとさがった場合
② 金利が反転上昇した場合

この結論は、非常にかんたんで、私は②のシナリオであろうと思っています。

では、問題は何か、といえば①の低金利、つまり今の金利がさらに下がる状況になるのか、ということです。その下がる状況というのは、何か、ということです。

金利の変動要因は3つあります
① 物価の上下動
② 財政の状況
③ 政策金利

になります。物価がこれ以上、下がる可能性があるのでしょうか? 先日、解説をしましたが、お給料は前年比3.1パーセント増えて、物価は1.8の上昇です。むしろ、あげなければいけない状態です。

アメリカの財政赤字にしても、絶対値でみればアメリカが世界一の債務国であることは変わりがありません。

しかも、1980年代から積み上げた赤字であり、それをトランプが就任して3年で解決する問題なのか、と言われれば無理、と断ずることができます。多少は減るかもしれませんが、トランプが再選されたとしてもその解消は無理です。

つまり財政赤字、貿易赤字、経常収支の赤字など当面解決しないのに国債利回りは低下するというへそでお茶を沸かすようなことが可能と言っているようなものです。つまり、これ以上の金利低下はあり得ない、ということです。

政策金利とマーケット金利が大幅乖離をしている現在、FRBにできることは、金利に引き上げか据え置きです。引き下げの選択肢などありません。

となると、上記の①のシナリオなどありえないと私は考えます。つまり、金利が底を打って、反転上昇したのであれば、金利安によって今まで上昇をした株、金、ビットコインなどは崩落するよ、と言っているのです。

それをテクニカルから確認をすると、きのうアメリカ10年債の日足に10.30をみてごらんなさいと言いました。

デッドクロスの準備を着々と進めています。言うまでもなく4時間はとっくにデッドしています。今は、4時間でクロスをした後のセオリーの戻りをやっている最中です。

ドル円の4時間は自分で確認をしてほしいのですが、10はまだ上を向いています。しかし、値段が変わらないと仮定をして次の時間足の10を計算してみてください。こういう面倒くさいことをやるかやらないかによって、あなたの投資成績は変わると思います。

金利が転換?しようとするかもしれないときには玉を縮小するべきだと私は思います。私はすでに1週間前から売っています。