おはようございます。毎日、暑いですね。ご自愛をお祈り申し上げます。

どのメディアをみても利下げは決定的と報道をされています。

正直、自信もなくなってきますが、どうでもよい、という想いもあります。利下げしたらITバブル、2000年ごろのようになるのは自明なのに、それでもやるか、とは思います。

一方で、金融政策を変更しなくても、やっぱりね、としか思いません。

今回は、その辺の話をしていまいりたいと思います。そういえばNZ、気になりますよね。

FOMCについて

今回のこの利下げ論争、結局はユーロ、ドイツの不振に起因をしているのであろうと思います。ともかく、ドイツの金利低下がひどい状態で、このアメリカとヨーロッパの金利の乖離がヨーロッパから、資金逃避、すなわちキャピタルフライトが起こることが問題だと思うのです。

そしてNZなどのオセアニアがその逃避先になっているので、NZの実効為替レートが急騰をしているのであろうと思います。

ともかく、NZなどは急騰をしても、まだ戻り売りの範疇なのですが、この急騰はすごいよね、と思います。

なぜ、上昇をしたのかは経済指標などを時間があれば分析していきたいと思います。

そのほか、フランスがデジタル課税を国外からも徴収することに反発をしたトランプが、制裁を行うと発表しました。

結局、ユーロからの資金逃避が続いているとして、ドイツ救済は結局、フランス救済にもなるのに、後ろ足で砂をかけるような行為にトランプは頭にきたのであろうと思います。

ともかく、アメリカで急成長しているのはITであり、その利益を侵害するのは許さないということなのでしょう。中国も結局、巨大な民間企業はアリババとファーウェイしかなく、このうちファーウェイがIT企業の利益を侵害していることが気に食わないのでしょう。

これをトランプのわがままというか、どうかの問題ですが、フランスに文句を言うのは国際協調によってユーロを救済しているのに、マクロンには裏切られた思いでしょう。

中国との貿易は明らかにフェアではありません。それを無法者という一言で片づけるメディアの方に私は問題があると思っています。

アメリカの利益を実現するためにトランプは奮闘している、というのが公平な意見のように思います。しかし、国境の壁建設には、ずいぶんと早く最高裁は判断を下したな、と思います。

ただ、内容は、その団体が原告である由が不明というのが主な理由らしいですが(笑)。

話が逸れましたが、結局、FRBへの利下げ期待とそれに対する答えというのに元凶がドイツにあるのかな、とは思っています。

もちろん、FRBの業務範囲というのは、アメリカ国内に限り、国際情勢にはリンクさせません。法律の根拠が明確ではないのにFRBがドイツに触れることはないでしょう。

 

利下げするか、現状維持かはわからないけど相場の方向性はきまっている?

もう、利下げは決定的といって、その利下げは何回するかが焦点になっています。しかし、アメリカの景気が減速したように見えるのは9月の末までです。

7月に利下げして、9月も? ということにはなる訳がないと思っています。そもそも、アメリカの景気というのはここでも何度も触れましたが、言葉の表現の問題です。

つまりアメリカの景気は悪い訳がない、しかし、去年と比べれば成長幅は減速をしている、ということです。ただし、成長は持続して、週末に発表された4-6月期の成長は2.1パーセントです。

2.1も成長して、何の景気が悪いの? と思うのが当然の話で、世界景気が減速しているとかほざき、アメリカも悪いとか言っている人というのはちっともロジカルな人ではありません。

アメリカは好調です。ただ、株価はもうすでに上がりすぎ、このまま、上昇すればバブルになるだけの話です。

FRBとしてはバブルを避けたい訳ですから、何もしないのが得策になります。しかし、国際協調の観点からは利下げするべき、というのは理解できますが、自国のバブルを誘発するリスクを冒しながらも実行するというと、疑問符が立ちます。

ただ、利下げをしても、現状維持でも、株価はあがりすぎ、金利は下げすぎなのです。つまり、今の方向性と反対方向にいくでしょ、としか思わない訳です。

つまり今週は、円安方向だと思いますけど、FRBのFOMC後に安値が出るのでドル円をそこで買いたいということだけです。いくらになるかは、まだ考えていませんが、そんなもんでしょ、としか思っていません。

株はすでにプットオプションを7月の上旬から購入済みです。金ブルファンドを解約し、新規に売っていますが、つまらん。IT株を安値で買おうかな、と思います。いろいろゴチャゴチャと今週は動かすと思います。