おはようございます。

先週は下がった、下がったとメディアが連呼をしていましたが、当サイトではそのずーーーーっと前から下がるよ、と言っていますので、なんということはない訳です。

では、今後はどうなるのか? という話をしていきたいと思います。

リーマンショックとの違い

まず、リーマンショックの前後の日本の状態の大きな違いは、日本はどん底、さらにその後に続く東日本震災でさらなる底、そこがダメ出しになったわけです。

為替は70-80円台、日経は7000-10000円の状態と、現在の為替107-112円と日経23000円と比較しても仕方がないと思うのです。

今回のコロナの支援にしても、シングル世帯に支援を!という声が民間から上がってくるのは不思議に思います。

これがリーマン、震災のころだと、なんであの人たちだけが支援なのだ、という声があがったでしょう。今回は支援をしろ、という声があがっています。

つまり他人のことにかまっていられるくらい景気がよくなっているのです。それなのに相も変わらず景気が悪い、安倍が悪いという人たちを私は頭がおかしい、としか思えません。

国の財政は相も変わらず悪いのにかんたんに支援しろ、なんて声が出ること自体、この人たちは何も考えていないんだな、と思うのです。

景気が良かろうと、悪かろうと、家計のお財布と一緒で、支出は引き締めるべきであって、無駄使いをするな、というのが当たり前の発想です。

本当にシングル家庭は支援が必要なのか、ということをもっと考えてほしい、と思います。女性で非正規なのにシングルを選ぶ方というのは少ないと思います。

正社員でシングルになる人は多いと思いますが・・・偏見でしょうか? もっと本当に困っている人を支援する方法を考えるべきです。

たとえば非正規は踏んだり蹴ったりでしょう。2月の営業日はたったの17営業日です。通常の月は22営業日程度あるのに、今月は、お盆やお正月以上の減収になっているはずです。

正社員のお給料は保証されますが、非正規は保証されないのです。子供の教育と同様、機会の平等であり、結果の平等という考えに凝り固まるのでへんな支援方法しかみなさん目がいかないのです。

機会がそもそも平等ではないのです、正規と非正規では。短絡的の思考に最近の日本は凝り固まっており、ますます幼稚化しているよね、と思うのは私だけではないでしょう。

話がだいぶそれましたが、要するに、当時の日本と今の日本を較べることがナンセンスなのです。

リーマン時は円高、株安のピークに対して、現在は株高はピークのときにきているのです。為替は単なる横ばいだと認識しています。

株は株高のピークなので、本日は戻るでしょうが、何れ大幅下落になると思います。

リーマンのときもリーマンブラザーズという証券会社が倒産したという事象だけで大暴落をしたのですが、状況は、現在と一緒です。単にコロナウィルスというのは、インフルであり、それが蔓延している、しかも、インフルよりも毒性が弱い。

でも、株価は暴落。2月の経済統計などこれから出てくるのに。リーマンのときも、9月に破たんしたのに年末まで下がり続けたわけです。

当時も経済指標は1か月から2か月遅れになります。9月の時点でみな、どうなるかわからなかったのですが、私は一人で売れ、売れと大騒ぎしていましたが、周囲は万遍なく、明日は大丈夫、大丈夫と騒いでいたのです。

結果は、どうなったか、言わなくても歴然でしょ。

要するに、2月中もいいましたがテレビやネットで大丈夫、大丈夫、とか騒いでいるアホウが私の言う通り、バカたれ、だったことは判明していますよね。きょうも、出直る話ばかりしているアホタレのほうが多数でした。

経済の状況は、まったく逆であっても経済指標の発表は遅れるのは当時と変わらないのです。この状況で1-2月の数字が良化すると思っている人はいないでしょう。

で、マーケットは損失無視のぶん投げが出ている状況で、出直る? バカですか? としか言いようがありません。戻れば、絶好の売り場でしょ、というだけです。

ドル円においては、円という分母が小さくなり、ドルは円ほど被害が大きくないので、縮小はするでしょうけど、日本ほどではない、ということは、どうなりますか?

株式が下がれば、円は高いなんて、勝手な思い込みによって、円高ポジを構築する連中を尻目に、当サイトの読者はどこで円を仕込めばいいのか考えればいいだけの話でしょ。

このコラムをきちんと読んでいれば本日書いたことは、もうわかっていることなのですが、みなさんどうでしょうか?

本日の均衡点て21600円くらいです。だから寄りから円高なのです。