おはようございます。

昭和の日の去年は時代が、平成から令和に代わるころで湧いていたのがなんだかすごい昔のように感じるのは気のせいでしょうか?

そして、昭和から平成に変わるときにはバブル崩壊があって、今回はコロナウィルスですか?と思うのです。平成9年に日本では金融危機があったのか、と去年の今ごろ思っていたことです。

時代が変わるということは、大きな変化や衝撃が加わるということであり、バブル崩壊から金融危機があったように令和は感染症との闘いになるのであろうな、とは思います。

 

GDPについて

GDPの数字をきちんと把握をしていなければ、今日発表されるGDPを語ることができないのですが、前期や去年の数字さえもみないでああだ、こうだ、と一生懸命語る輩には辟易します。

数字、特に相対値というのは基準となる数字があり、それと比較してマイナス3だの30だと語るのが普通なのですが、ほとんどの人は、その比較対象の数字さえも知らずに好き勝手なことを言っています。

それで専門家とか言っているからみなさん、そんなのを専門家として認めていいの? 比較対象の数字も知らないで、なぜ、そんなことが言えるの? と私は思うのです。

いつも言うように比較対象の数字をきちんと把握して、そこから数字を割り出さないとその数字の正確性など担保ができないでしょ、ということです。

たとえばアメリカはそのままの数字を出しますが、日本は内閣府が前期のGDPを意図的に低く出すとかやっている訳です。

日本のGDP、5月の中旬くらいに発表になりますが、この数字がインチキだよ、と内閣府が言っているのですからもう話しにならない訳です。

こういうのは数字に対しての敬意が足りないし、こんなことをやっているのは後進国そのもの、とは思います。

ともかく、前期や前年の数字をみておかなければ、どういう数字になるかはわからない、ということです。

上記はアメリカの前期比GDPになります。

前期(2019/10-12月期)は2.1パーセントになります。この間、FRBが金利を下げ続け、夏以降、景気が失速をすることが懸念されましたが、金利低下によって持ちなおしたのです。

結果として、2020年に入り株価が3万ドル近くまで上昇し、そこからコロナになったのです。要するに悪い、悪いと騒ぎますが、今年の1.2月は株価が新値付近だったということを忘れている人が多すぎるのです。

今回、発表される数字は1-3月なのに、3月のことばかり目に行き、1.2月のことはきれいさっぱり忘れて悪い、悪いと言っているのですから、もう専門家とか呼べるレベルではないのです。

そして、こいつらは予想数字が思ったほど悪くないと知ると、こんどは4-6月が悪いと言い出しているのです。頭が本当に悪い、としか言いようがありません。

まだ、4月で、4月の数字は最悪になるでしょうが、5.6月も悪いことを前提にマイナス30とかほざいているのです。一部の州で再開の動きがあることを考えれば、10-12月並みになる可能性を全否定し、悪い、と主張する。

しかも、1-3月、前期の数字が確定をもしていないのに、4-6月の数字はマイナス30と、比較数字も確定していないのに、どういう根拠をもって、そういうことを言っているのか理解できません。

もう呆れを通り越して、天才、としか言いようがありません。嫌味です(きっぱり)。

つまり4-6の数字を語るアホウは、超ど級の天才だ、と私は言っているのです。

前期比での予想レンジはマイナス0.2から7になります。これで株価が緩和で上昇する、というのはアホらしくて、コメントのしようがありません。

24400ドルが基準値だよといって、割安を超えられないのに、高いと騒ぐ連中は何を根拠に言うのでしょうか?

しかもこのGDPが発表されれば、マイナスであることは間違いがないので、売られるのはほぼ確定をしています。GDPが発表されれば当然、基準値も変わります。

上記は前年比になります。

リーマンのときでマイナス4程度になります。

では比較対象である去年の数字も確認しましょう。

2019/1-3月期は2.7のプラスで、去年の中では一番、高い訳です。

悪いとすれば、前年比の数字がリーマンを超えるか、どうかの問題であり、これによってマーケットは変わるということ、であろうと予想しておきます。

予測ではなく予想と言っていることには注意してほしいと思います。

ただ、4-6は去年、2.3と大きくない成長ですので、それほど悪化もしない、ともいうことができるのです。

みなさんは、外野の声に騙されないで冷静に対処をしてほしいと思います。比較対象の数字もわからないで悪い、悪いなんて言っている人たちは、夢でもみているのでしょう、と思いっきり、嫌味を言っておきます。

 

FOMCについて

きのうも触れましたが、ここからFOMCが決定できることは、流動性の拡充くらいです。

無制限に緩和を行うと言っていますが、その資金が底をつき、この間やっと議会でその増額が決定されて、アメリカの事情はわかりませんが、すぐに増額できないものです。

日本の10万円でも、すぐにやるといっていて、とうぜん私は今月中と思っていたのが5月だと(笑)、国会議員や内閣は休みなしで働けや、と本当に思います。

自分たちで政策を迷走させ、混乱しているのにお休みの権利だけはしっかりあるのですか? と言いたい。

根本的に私の方針は株買いの円高です。目先は株安になると思っています。それだけの話です。