おはようございます。世間で検察法改正について話題となっているようです。

個人的には弁護士でもないので、なんとも言えないのですが、この話題は単に推測に推測を重ねただけの単なるデタラメ論のように感じます。

世の中に単に推測を重ねたデタラメ論が跋扈しており注意をしなければいけません。

 

検察法改正について

私もよく論旨を知らないので偉そうなことを語りたくもないのです。基本的にわからないことはスルーしたい、という想いが第一にくるほうです。

ただ、見ていると、たぶん、推測に推測を重ねたデタラメなんだろうな、とは思います。

その根拠というのは、非常に明快で、高検の検事の定年延長に法的な根拠があるか? ということです。もし万が一、法的な根拠がない場合は大変なことで、この定年延長問題はすぐに撤回されるはずです。

しかし、実際に内閣・検察庁・法務大臣は強行をしようとしています。

たぶん、合法だから押し切ろうとしているのです。

そこに野党を筆頭に強引だの、何かの陰謀があるのではないかという単なる「推測」で文句を言っているだけなのであろう、と私は思っています。

たしかに法の番人の一部でもある検察の人事を恣意的に運用するのであれば問題ですが、現行の法制で問題がないのであれば、問題ないでしょ、ということです。

野党に言いたいのは、こういう問題が浮上する前にきちんと議論をしておきなさい、ということです。今回の問題は三権分立の問題となりますが、高検検事長は法務大臣の任命ですし、内閣は関わっていません。

そもそも行政と司法の独立という、三権分立に対して違反があるのであれば今回の問題が起こる前に問題提起をすべきです。

ほかにも日銀の独立にしても行政の任命と、立法の承認が必要ですが、これで独立しているの?日銀が? と私は思います。

なんだか何かアクションを内閣が起こせば文句をつけるという、だけの話にしか感じません。

つまり今回の論争というのは文句をつける事実はどこにあるのか、というのが素直な感想です。

たとえば桜を見る会であれば、この費用負担を担保する法律がありません。しかし、税金を首相の一個人の会の費用に使うのは道義的に反しています。

これは私的流用と言われても仕方がありません。しかし、今回の場合はどこに瑕疵があるのかさっぱり理解できません。

要するに推測に推測をかさねたデタラメ、と私は思っています。これが380万人のも同意をえていることに恐怖しか感じません。

本当に科学的な根拠をもって語れる人が少ない、これが日本の知性の実態なんだな、としか感じません。

マーケットでもそうですが、丹念に事実を調べていくと、失業率が20パーセントに達するなんて口が裂けても言えないのに平気で言うやつがわんさかいるのです。

この失業率の計算は、加減乗除の計算ができれば推測ができるものなのに、それさえもやらずに、20パーセントとか平気で喝破してしまう専門家がわんさかいるのです。

4-6月のGDPがマイナス30だの、もう言っていることがめちゃくちゃです。

1-3月の数字が確定していない時点で、そんなことを言うのもまたおかしいし、年率で30パーセント減る、40パーセント減るという論陣も頭がおかしいんじゃないか、と思うのです。

たとえばアメリカのGDP総額が2000兆円とするとその30パーマイナスって、1400兆円、40パーセントマイナスで1200兆円です。半減なら1000兆円です。

そんなことが現実的にある?

現時点の数字をみている限り、絶対にあり得ません。でも、平気でそういうことを言うアホはたくさんいますし、それを信じる奴はいっぱいいるのです。

世の中には事実をみないでクソデタラメなことを語る奴がたくさんいるものです。こういうことを言っている連中は、絶対にその言葉を私は信用しない、と決めています。

こういうことをする連中というのは必ず次回も感覚と推測でまた同じことをやらかします。そのときに自分の精神状態が弱っていた場合に、私は迎合しない自信はないのです。

なぜなら、彼らは庶民ウケしそうな言葉を非常に巧みに操ってくるからです。

今回も、安倍政権が嫌いな人たちにとってはまたアベが悪さをしようとしている、という単なる思い込みからこんなにも同意が広がっているのでしょう。

憲法9条を改正するな、と叫んでいますが、彼らは、安倍さんは憲法9条を改正するなんて一言も言っていませんし、また、実際に9条改憲の試案も出していないのに、彼らのいうことは9条を改正しようとするアベは極悪人だ、ともう支離滅裂なことばかり言っています。

はっきりいえばお話しにならないレベルなのです。

こういう例をみていると、私たちはマーケットでも、本当にどうしようもない言質に騙されている可能性は必然的に高くなるのです。

こういうデタラメを言っている奴らをなぎ倒して、自分のポジションを守ることに専念しなければいけないのです。

ある意味、今年の2月に私はコロナがリーマン並みになるよ、と言っていたときの心境わかりますか?

周囲の評価はキチガイ?ですよ、リーマンのときもそう。97年の日本の金融恐慌のときもそうですよ。これに耐えることができれば儲けることができるのです。

世間と意見が違うのは私にとっては当たり前ですが、みなさんはこういう状況に耐えられる精神力をつけなければいけないのです。

 

現在のマーケット

先週は雇用統計の悪さを意識してアメリカ<日本というのが為替の状況です。

そして雇用統計は予想よりも良かったから日本>アメリカになったのです。ゆえに円安です。だから直後に私はツイッターで円安だよ、と言ったのです。

株価は、実行為替レートは伸び続けています。ゆえに株は買い、雇用統計を受けて、さらに実行為替レートは上伸するでしょう。それだけの話です。だから、株も買い。

今後は、各種連銀の鉱工業生産の景況感指数が今週出るのでしょう。確認をしていませんが。これはおそらく良化するでしょう。だから続伸だと思います。株価は。

しかし、18日の日本のGDP、これはコンセンサスが出ていません。でも悪くなるのは必至な状況でしょう。アメリカは予想以上にGDPは良かったわけですが、日本は悪くなるでしょう。

となると株価は日本は反転します。

この結果、18日以降に、アメリカ>日本になります。ゆえに為替は18日以降にさらに円安になるだろうね、というシナリオを描いているだけの話です。

株価も日経は下値さぐりになるでしょうね、ということです。でもアメリカ株の動向をみながらです。月末のアメリカGDPの改定値をみるまでは高いかも? と思っています。

もちろんその過程で悪い事件も起こるでしょう。わかんないことは考慮の対象には入れません。

これ以上に事実に基づく推測が私はないと思います。なぜなら、今迄も書いている通りになっているじゃん、反発するのであればこれ以上に正確な根拠を示してよ、示してくれれば私も勉強しますので、それだけの話です。

感覚や推測、テクニカルだけでやっている人には負ける気が今はしません。どうせ、いつかは負けるだろうけど(笑)。