おはようございます。遅きに失したような感じですが、半沢直樹。今も昔も金融業界は変わらないのでしょう。

働き方改革によって社員は変わっているかもしれませんが、やっていることは派閥作りと追い落としと足の引っ張り合い。正直、昔を思い出すのはイヤなのですが、ドラマは面白いです(笑)。

金融機関などにモラルを求めるのは土台無理な話であり、今も昔も顧客無視の出世争い。

モラルなき金融機関に産業のコメと称して税金を大量にブチ混む。世の中、狂っていますね。

アメリカの反トラスト法も同様

アマゾン、アップル、グーグル、フェイスブックも議会証言で市場を独占していない、と証言しています。

金融機関と同じで、現場では金融機関は変わっている、と思うのでしょうが、世間からみれば金融機関は何も変わっていないし、そして、GAFAが市場を独占しているように感じるのも同じです。

アメリカの独占禁止法(反トラスト法)も、摩訶不思議なものであり、アメリカ国内で産業の独占は禁止されていますが、これが海外からアメリカの市場を独占しようとするのであれば、話は全く変わってきます。

たとえば、今、話題のファーウェイがアメリカ市場を独占しようとするのであれば議会や大統領は審議もクソもなく簡単に排除をします。

つまり、アメリカの市場を独占するのはよくないという認識は一致しているのですが、海外からアメリカの市場を独占しようとすれば議会の審議などは形骸化し、ロビー活動の成否によってかんたんに排除をされるのです。

その背景には貿易、通商によってアメリカの利益が侵害される場合も反トラスト法の適用範囲になるのです。つまり国内企業が独占をする場合には、慎重に審議をするのですが、海外企業の場合は、審議もクソもないのです。

ほとんどの方はアメリカが自由、公正の社会と思われていると思いますが、アメリカは自分たちの利益が確保の上での自由、公正ですが、自分たちの利益が侵害されるときには、独裁者の顔になるのです。

同様に、中国の反腐敗運動、一見、正しい運動のように思うかもしれません。

しかし、やっていることは実際に賄賂や汚職を行う、共産党公務員をすべて排除するというような動きなのかといえば全く違います。

習金平派の共産党員はいくら汚職をやってもOKですが、習派と対立する江沢民グループは徹底的に排除をされます。

反腐敗運動などと格好のいい言葉で着飾っていますが、実際の運動は単なる派閥争いです。

たとえば、香港の行政長官は習派なので多少の不祥事では更迭されません。

香港はもともと江沢民グループの牙城だったのを習派が奪い、武漢の共産党員がかんたんに処分されるのは江沢民グループだからだけの話なのです。

つまりみなさんが抱いているイメージと実際は全く違うということが言いたいのです。

きちんと詳細を調べると、日本語の意味、そしてその語感からくる感想というのはほとんど間違いなのに、その日本語感を正しいと思っている人がほとんど、そしてその意見が主流を占めるのです。

コロナにしてもなぜ、政府は観光振興政策を強行するのか、まったく意味がわからない、という人が主流を占める訳です。そしてそれがさも正論のようにみなさん言う訳です。バカバカしくてお相手できないのですが、もう思い込んでいるので何を言っても無駄。

コロナの感染拡大に5-6年かかるのであれば経済復興も同時に進行させないと国が成り立たなくなるので強行するのは当たり前でしょ、と考える人たちの意見などその人たちは、あたかも正論のように主張し、潰しにかかります。

面倒臭い連中、と思って、関わらないようにするのが普通です。そうして世論は間違った方向に行くだけの話です。

ようするに、発言を自由にするのは勝手です。保証されているんだから。でも、その責任をきちんと取りなさいよ、ということです。

言うのも自由だけど、いいぱなっしなんて小学生とか幼稚園児程度のオツムと何が変わるのか、ということです。

そんな無責任な言動を一生けん命信じている人たちがたくさんいることを考えれば、語感から感じる主張など怖くてできないだけの話です。

意見を言うのは自由ですが、みっともない意見を言って、言いっぱなしというのはあなた自身の信用を失うだけの話です。

私もそうならないように曲がらないように努力をするだけの話です。

GDPについて

FOMCについては、予測通り何も変更なし。

ただ、緩和を必要に応じて行うという言質に対して、市場は予測通り、ドル安で対抗をしました。

ドルインデックス4時間で。前回の安値を割り込みドル安が進行をしています。

結果はナスダック、金が戻り高値を窺うような展開です。ここまでは書いていませんが、予測通りです。だから、お祭り騒ぎは、まだ早いと言っていたわけです。

ドルインデックスは前日比0.5パーセント安に対して、ドル円は0.1パーセントのドル安円高、ユーロドルは0.6パーセントユーロ高ドル安です。

ドル円に関しては、ドル安が0.5進行したのに、0.1しか円高にいかないという事実をどう考えるのかということです。通常、円高の足が丸くなっている状態は経験則では、ああなるよね、と思います。

ユーロドルも同様です。

本日はGDPですが、コンセンサスはマイナス35です、個人消費のコンセンサスはマイナス33です。

給付金で前年よりもお給料が多くなる人が多発している中、個人消費は33パーセントも減るのかいね、と思うのが普通です。

その原資である政府債務はGDPには含まれません。つまりびっくりするような数字が出る可能性があるのです。でも、去年や前期よりも成長するなんてありえません。

となるとマーケットの展開は、良い数字に反応して買われ、そして、なんで~~~~と言いながら下がっていくのかね、と思っています。あくまでも予想であって、外れても文句は受け付けません(笑)。