おはようございます。トランプ退院直後や入院中に世論調査が行われ、結果はトランプの支持率低下らしいです。
詳細はよくみていませんが、この数字は個人的な考えでは参考になりません。今回はいつものように事実と証拠をしっかりみるという話とマーケットの話です。
事件直後の世論というのは、感情的な意見ばかり
トランプの入院中、そして退院後などの世論調査が参考にならない理由というのは最近、起こった事件を思い出してほしいと思います。
たとえば、安倍さん退陣表明です。この表明直後の世論というのは「人格的に信用できない奴がやっと辞めるのか」、「また退陣か」という感情的なものばかりでした。
ところが、世論調査をすると安倍さんの支持率が上昇していることが判明をしているのです。
結局、直後に声をあげていた連中というのはそもそも安倍さんのことを嫌い、という連中であり、嫌いな人がやめる、ざまぁみろ、という感情でそういったことをいっただけなのでしょう。
少し時間がたって、よくよく考えてみると安倍さんの政権下の8年間、前の首相、思い出すのに苦労をしますが野田さんです。
それと比較すれば、震災の記憶ばかりが残り、日本人は自信を失い、そして、どうなるのであろう、という不安感いっぱいだったのが、今、どうですか?
何よりも稼げる人が増えて、日本も成長していることと比較すれば、全然、良いじゃん、ということになった結果が世論調査の結果だと思います。
日本学術会議の拒否問題にしても同様。感情的に、言論の自由の弾圧侵害だ、と叫ぶ人が大勢いました。ところがいろいろ調べていくと学術会議が利権の温床だとか、そんな話題が出てきています。
人間の直後の感情など、これほど信用ならないものはない、ということです。
学術会議のことに関して申し上げたいのは、結局、テロ特措法や日米安保にしても現状の日本には喫緊に必要なものです。当時は北朝鮮がミサイルを打ちまくり、そして欧州ではテロが多発をしていた状態です。
そのときにテロや北朝鮮に対してどう対処するのかを議論していたことに対して、あの人たちは安保反対、特措法などなくてもテロは起きる、などと言っていたのです。
科学者であるのであれば現実的にその危機が迫っているのだから、それを防ぐ方法を考えなくてはいけないのが、その法案に反対し、しかもその対案を提案することもなく単なる主義主張を言い放つだけの思想家でした。
こんな連中に日本政府から給料を払う必要があるのか、というだけの問題です。政府の任命拒否は当然でしょう。
研究や学問ではなく、つまり科学ではなく自身の主張を言っているのにすぎない連中が日本のトップですか? おかしいでしょ。
話を元に戻して、トランプの入院、退院というのに対してみなさんはどうお感じになりましたか? バカなことをしているよね、特にトランプ嫌いの人にとっては「ついていけない」と感じるのが当然のことのように思います。
しかし、トランプ政権下の4年間にアメリカはオバマのときよりも確実によくなった、外交は中東和平が実現しつつあり、戦争の危機もあったがそれを回避しています。
オバマは平和、平和と言いながら、シリア、イランに訳のわからない対応を行い、同盟国日本に対しては北朝鮮を放置しただけです。
冷静に考えれば、よくやっている訳ですよ。
直後は、結局、安倍嫌い、トランプ嫌いが声を上げていますが、冷静に考えれば、アメリカ人も日本人も格段に稼げるようになったわけです。それで、このまま支持率が、泥沼のように下がっていく? それは考えられないと思います。
あくまでも、推論になりますが、今後、トランプの支持率は回復するでしょう。それをトランプのパフォーマンスで回復できるかがカギです。
今回の入退院は本当に重要な節目になると思います。おそらく、相当な接戦になるであろう、と思います。バイデン有利などということはあまり考えなくてはいい、ということです。
事実と証拠の話は、みなさんにも直感的にこのマーケットは買い、売りと思うことがあるでしょう。その直感が当たることはおそらく半々だと思います。
私は当たる直感と当たらない直感があります。その関係性というのは、非常にかんたんです。その事件、人物に過度な好意や悪意をもっている際の直感など当たりません。
だから、私はトランプが好きでも嫌いでもないのです。あくまでも中立です。多分、素の自分であれば受け入れがたい人物でしょう。
中立にすると欠点もみつけますが、長所も見つけようとします。その直感というのはバランスが取れているから当たるのです。
買いポジを大量にもっていて、その直感で買い、なんていうことはまず当たりません。要するに感情が入っているからです。
事実と証拠をみて判断するのは自分自身ですが、そこに感情が入ると、まったく直感なんて役に立たないものです。トランプの入退院、安倍さんの辞任、学術会議、みんな直後は感情的な意見ばかりです。こんなものが私は当たると思いません。
事実と証拠は大事ですが、そこを判断するのは最終的に自分であり、その自分に感情が入っているときの判断は信用してはいけません。そして物事に好きだの嫌いだの考えは表明しないことです。でも私は日産、ドコモ、ソフトバンクは大嫌いです。テスラも(笑)。
なぜ、私の言う通りに日産やドコモはなるのか、ソフトバンクもテスラもそのうち大問題を起こすと確信をしています。なぜなんでしょうね。考えてみてください。
事実と証拠集めは大事なことですが、そこに感情を入れてはいけない、ということです。みなさんの直感も感情を廃することに成功すれば、ほぼ当たるようになると思います。
人間の直感なんて、信用ならないもの、と考えている人が過半だと思いますが、案外、信用できるもの、それが信用できるようになれば自分自身の自信になります。なぜなら、自分の判断に間違いがないことが確信できるからです。
これはマーケットだけではなく、私が偉そうに言うのもはばかれますが、人生においても自信が全く違います。
マーケットについて
マーケットは昨日についてはたまたま正解でした。
ようするにおとといのアメリカ株の上げに対して、日経がついていけなかった、ゆえにアメリカ株は下がった、それだけの話です。
今のドルの動きは、かんたんで、株が上昇すればドル安、そして株が下落すればドル高、ということはここ数週間で何度も解説をしました。
ゆえにユーロドルやポンドドルなども、ドル安、ドル高のタイミングは株をみていればわかるのです。ドル円ももちろんそうです。
では、本日はどうなるのか?
日経が本日2パーセント下落するのか、みなくてはいけません。
さらに金利は株安を受けて、下落。
ドルは、株価の動向次第、ということです。
ここでのメインは何か? かんたんです。低金利が今の株高をけん引をしているのですから、金利が下がったというのは株価にとって重要な後押しです。
となると日経の2パーセント下落は望むことができない可能性が高い、ただし、日本の金利はきちんとみなければいけません。金利が再び上昇すれば、株は続落でしょう。それだけの話です。
あとはツイッターにて。