おはようございます。
雇用統計はさまざまな予想が出ていますが、言えることは「新規雇用は悪いが、そのほかの数字は良いでしょうね」ということです。
雇用統計について
たとえば、雇用統計の実勢は毎週発表される失業保険申請者数から予測をしていきます。その方法しか数字を予測する方法はないからです。
ですから専門家と称する人たちはこの数字を注視します。
ところが4月の失業率をカウントするのに4週ないし5週の数字をカウントすればいいのですが、3月の数字をまでも含めて言及する方が多数いらっしゃいます。
ほしいのは4月の失業率と新規雇用のカウントなのに、なぜ、3月まで言うのか意味がさっぱり理解できません。
私からみると、なんもわかっていないのだろうなぁ~、と思われるのです。
そして、さらに、きのうの記事に結局、米国労働者は働くよりも給付金をもらうほうが稼げるという記事が話題になっています。
給付額をみたときにこりゃ、真面目に働くのがバカバカしくなるよね、と思ったものですが、その通りだったようです。
何が言いたいかといえば、ポイントは真面目に働くよりも給付の額の方が大きいということは、GDPの数字は大して減らないということ。
つまり米国の経済失速は大してない、失業、失業が大変だ、と言いますが、ほとんどの人は前よりもいい暮らしをしているのに、何が大変なの? ということです。
もう1つの問題はモラルハザードです。短期的な利益はお給料以上の給付金ですが、今後も何かあった場合には給付金をよこせということになります。
日本もそうです。正直、暮らしていけるのに、10万円の給付がほしいの連呼、くるしいときにくるしんだほうが長期的な利益になることがわかっていないアホが多すぎるのです。
こんなことをやっていれば、真面目に働く人は世界から消えてしまいます。
総合すると短期的には利益になっても、ちっともいことはないということです。
短期の本日、雇用統計は交錯した動きになるでしょう。でもマーケットは高すぎます。
そしてイスラエルのメタニヤフが弾劾訴追されたことによって中東情勢が緊迫化するでしょう。
石油を中心に動くでしょうが、それに付随する影響は甚大です。でも石油は戻り売りには変わらないと思います。戻れば売りだと思っています。
為替決定システム
まず、日米の実効為替レートをみていきましょう。
日本もアメリカも、ここ最近、コロナで急騰をしています。
トルコはそれに対して、下がっています。
トルコ円であれば分母の円が増大し、そして、分子のトルコが減っていますのでその解は減少するので下がるのです。
そして去年の5/1近辺に急落して急騰していることを勘案すれば、経済指標というのは前年比で動くということを考えると、おそらく急騰すると考えるのが普通です。
ところがドルリラが、仕手の動きを彷彿させるような動きで意味がわからなくなっているというのが現状です。
押さえるポイントは、トルコ円においては、一番、値動きの出やすい銘柄であるということを理解してほしいということです。
日本が上昇、トルコが下落で違う方向に行っているので値段が大きく動きます。しかし、トルコは値動きが変わるポイントがあった、ということです。
反対にドル円は両方とも↑を向いている状態ですから動かないよ、ということです。
ここからドル円はむずかしいと思っています。本来なら今まで円高だったものが反転して円安にいくところなのですが、かなりドル円はむずかしい段階にきています。
株は高すぎるということだけです。ダウで24200、日経で19800が上限のように思います。でも下がらない、という状態です。
金はインチキとしかいいようがなく、金利も下がる予定だったのですが、さらに上昇をしています。金利については下がるのは5/11以降なのか、とも思っています。