おはようございます。
きのうのGDPから適切な為替相場を知る方法はいかがだったでしょうか?
カンや適当なことを言っている連中はあの計算式を知っていればかんたんに駆逐ができる訳なのですが、相も変わらず適当なことばかり言っている連中ばかりでうんざりとします。
マーケットはデータ通りにしか動かず、その計算方法というものがわかっているか、わかっていないか「だけ」の問題です。
ただし、きのうや1年間計算したら、すぐにわかるというものでもなく、少なくても、ずっとやり続けるといろいろな関係がわかり、初めて自分が予期していた通りの結果が得られると思います。
きょうはまず、スペイン風邪の例とコロナウィルスの関係を観察し、今後のコロナウィルスの動向を考え、最後にきのうは不思議な一日だったという話をします。
スペイン風邪とコロナウィルス
よくコロナウィルスとスペイン風邪が比較対象になりますが、わからなければ歴史に学べということ実践するだけの話です。
ここにあたかも因果関係が存在するように語るアホがいっぱいいてうんざりとしますが、一切の因果関係はありません。あるのは相関関係だけです。
たとえば、今回のコロナウィルスショックとリーマンショックを比較するアホが大勢いますが、賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、の格言通り、経験から得られるものは何もないのです。
大事なことは世界的な大ショックであることは共通していることですが、コロナとリーマンの違いをよく認識することが大事なのです。
つまりリーマンと同じような値動きになるとか、経済情勢になる、なんてことはあり得ないのに一生懸命リーマンとの共通点を探そうとする方がいらっしゃいます。
そんなもの一緒になる訳がないのに共通点を探して何の意味があるのか? と思います。探すのは違う点を認識し、その違いによって何の結果が違うか、を予測することが大事なのです。
要するに相関も因果関係もないものを一生けん命に勉強しても無駄、ということです。
ですから歴史上で似ているショックを探すしかないのです。その好例はスペイン風邪かな、とは思います。
スペイン風邪というのは第一次世界大戦前後に発生をしたインフルエンザですが名称の通り、スペインにゼロ号患者がいたという訳ではありません。
スペインで感染拡大が急激に起こったのでスペイン風邪と言われているだけです。
このスペイン風邪によって、軍隊の兵士が多く罹患し、結果として第一大戦の終結が早まったといわれています。
事実は戦死者よりも感染症によって死亡した人のほうが多かったことにあります。
このスペイン風邪、日本でも流行していたという事実を私は知りませんでした。私も無知なバカな訳であって、無知だから一生懸命、勉強するほかないのです。
自分がバカだと思っていなければ私の性格からすれば勉強などしません。
日本でのスペイン風邪の流行は、1914/4月くらいから、という記録が残っています。
つい最近、大相撲の力士がコロナによって死亡をしていますが、このときも台湾巡業によって力士3人が罹患し死亡をしています。
この前後にスペイン風邪が国内に流入していると思われます。
第一次感染拡大は、今の時期、つまり5-6月くらいに終了をしているのですが、第二波は10月から感染が拡大をしています。
これは私が、温度差と湿度によってこの感染拡大が起こっているのではないか、という予測と同じことであり、ツイッターでも記しましたが、湿度は6月くらいから空気中に含まれる水分が拡大、10月から再び湿度がなくなってくるということと一致します。
今回の場合、湿度が渇いても、そして気温差が激しくなっても感染者数は拡大しなく、若干増えたまででしたのでおそらく第一波は終わりなのだろうな、と個人的にはおもっています。
これも、私が予測した通りの展開なのです。ツイッターでは10月から注意、というのはみなさんもご理解できたと思います。
このスペイン風邪の第二波は日本では、1914/10月からスタートしており、この点で十分に注意をしてほしいのは、その毒性は強まるのです。
しかし、感染者数は対策が功を奏して第一波よりも減少をします。しかし、致死率が拡大をする、ということです。
このことから言えることは、まず三密を避けるとか、そういったことをきちんとやっていればある程度の感染は防げるということです。
そして、第二波の致死率が上昇をしているということはウィルスが突然変異をしている、ということなのです。
つまりウィルスにとっても撲滅させられないようにその生命を守る、という行動に出るので遺伝子の配置を変えるということをウィルスは起こすのです。
この変異というのは、人間やそのほかの哺乳類よりも1万倍速いと一般的には言われています。
つまりこの第一次の感染の終息が収まれば、ウィルスにとって生命の危機になりますので生き残るために変異を起こす、つまり今回の拡大よりも第二波のほうが怖いのです。
すなわち、感染をしたら猛威を振るういうことです。
個人的な意見はPCR検査というものが何をするものなのかよくまだわかっていませんが、これにて偽陰性とか出るのはもしかしたら、すでに突然変異が起こっているのではないか?ということを疑うべきだと思います。
専門家はおそらくそのことを認識しているはずであり、このワクチン開発というのは相当に難しいよね、と思います。
そして日本でのスペイン風邪での感染拡大の終了は1921年の正月に感染者ゼロになったことで終了をしています。
すなわちこの収束には7年の月日が必要としており、今回の場合も、おそらく相当な期間が擁するのであろうということが推測されます。
人の移動の激化によってこれ以上長引くか、もしくは医療技術の進歩によって感染拡大が縮小するのかは現時点ではさっぱりわからないということです。
よくコロナウィルスが撲滅されるなんてことを平気で言う人がいますが、ウィルスはずっと生き永らえます。
ですからコロナが地球上からナクナルということはほぼない、と思っていたほうが正解でしょう。
言えることは、気温と湿度によって本当に拡大と縮小を繰り返すのであればインフルと同じであり、そして、風邪を引かないように普段から努力している人としていない人では感染するか否かは決まってくるのだと思います。
スペイン風邪は日本人の半数から1/3くらいまで感染した、と一般的に言われています。
つまり、罹患しちゃう可能性は誰にでもあるという可能性が高いということです。
きのうの相場
きのうは、摩訶不思議な一日だったというのが素直な感想です。
GDPの計算にて円安と記しましたが、かなり注意書きが多かったのはすぐに円安になると思っていなかったからああいう書き方になったのです。
そもそもGDPを受けて日本株は予測以上にGDPの縮小は進まなかったのですから日本株は本来、買われるはずなのでですが日本時間では全く買われず、という心象を持ちました。
買われたのはヨーロッパ時間からで、ヨーロッパに何か材料があったのか、と言われるとない、パウエルの会見やワクチン開発の材料と言うのはフェイクでしょう。
わかっていない連中が勝手に言っているだけです。
理由はパウエルは見通しを述べたのにすぎず、そしてワクチンは実際にまだ成功をしていないのですから、事実として感染収束から買われるということではありません。
見込みでマーケットは何度も言うように動きません。
パウエルの会見に関してはマイナス金利を否定しましたが、まともな人間はマイナス金利なんて否定しないと大変なことになる、ということです。
つまりトランプはマイナス金利にしろと恫喝するというのは頭が狂っているということです。
しかし、トランプ、パウエルコンビはマイナス金利に向けて着々と準備をしている発言と行動をしています。
たとえば、中国に国債利払いを行わないとか、これは、マイナス金利にすれば中国は売り払うと米国を脅すのが常套手段ですし、ドルを強くせよ、というのも、マイナス金利対策と思われます。
こういう材料があってパウエルのマイナス金利は考えていない、発言は非常にまともですが、信用はできない、と考えています。
やっても、ごく一部の債券に適用のみ、ということになるでしょうというのがまともな推測になると思います。
大きな相場の流れは、株安、円安という路線は変わりがありません。
思ったよりも円安にもなりませんが予測通り、株価はコンセンサスよりもGDPは良かったので上昇しましたがそれがヨーロッパ時間からって、どういう意味? とか思います。
ただ、アメリカのGDPもコンセンサスよりもよくて買われたけどすぐに急落をしましたのを思い出してほしいのです。
マイナスの成長で、株価が買われるアホ抜かせ、ということです。きちんと短期と長期の動きを区別しなければいけません。
原油は上昇するよと記した通りですが、金が反落。これだけの不景気になればどこかの投資家が投げ売りしても仕方がないのですが、金の動きは皆目わからない。
そして、新興国は予測通り上昇していますが、これが本格的な上昇の国と、そうではない国の2つにわける必要があります。
たとえばブラジルとかアルゼンチンなんて無理、というのはおわかりになると思います。ブラジルはSARS、鳥インフルの感染拡大地で、あの対策は何やってんの?としか思えません。
ブラジルには買い目なし、です。
ツイッターを毎日やっていると、頭がおかしくなりそうなのでやらないと決めた日は一切やりません。出鱈目と非難、批判ばかりみていると、なんだかおかしくなっちゃいますよ(笑)