おはようございます。
週末に株価が今後、どうなるのか、ということをずっと考えていましたが、かんたんに答えは出ました。
そのほか、アメリカや香港での抗議行動について記していきたいと思います。
今後の株価
私の持論である、株価はGDPで決定される、ということを思いだし、そしてチェックした数字をもう一度、見直すと簡単に答えはみつかりました。
自分でも何やっているのだろう、と思いますが、結局はGDPの通りにしか動いていない、そして、その通りにやっていれば、かんたんに取れたのだ、と思ったものです。
アメリカGDPから推測されるNYダウ先物株価の目標値は、
高値27292 雇用統計後の高値27340
日経平均
高値23889 週末の日経平均先物23305
となります。
つまりアメリカ雇用統計でようやくGDPから算出された数字をクリアしてしまっただけの話なのです。
日経平均については、まだ500円ほど上値を残しています。では、どうなるか、と言われればわかりません。しかし、言えることは6/15近辺に日本のGDP1-3月期確報値がでますのでそれと前後するのでしょう。
おそらく1次速報よりも悪くなっていると思われますので、届かないで折り返す可能性があるのでしょう。
本日が6/8で発表が15日前後となると、ま、転換するのには十分な日柄でしょう。
上記のことをみれば、いかにGDPが大事なことか、おわかりになったと思います。
となると、今後の株価の目標値も、GDPから計算すればいいだけの話です。
はっきりいえば、これを見つけ出せば、株価指数、インデックスの目標値がわかっていることになりますが、世間の声などをみていると、殆どの人がわかっていない、そして、わかっていても計算していないということがおわかりになるでしょう。
そして、為替は上記の表でもおわかりだと思いますが、今期の前提条件が日本>アメリカですが、目標値に届かない日経平均先物をみればアメリカ>日本になっていますよね。
つまり円安から円高に転換をする可能性が高い、ということです。
ただ、基本路線は、日本>アメリカですので、単なる押し目だと思います。
アメリカの抗議活動について
マーケットにはあまり関係ない話だと思いますが、先を読む訓練にはいいのではないかな、と思います。
たとえば、香港では去年、逃亡犯条例などから混乱が続いていますが、今回も本土の決定によって、また混乱が続いています。
何れにせよ、欧米がこのことにかみつくのは、きちんと歴史を理解していれば当然のことである、という認識がほとんどの人に欠如をしているのではないかな、と思います。
もちろん、トランプもジョンソンも、中国共産党の方針を覆すことができない、と承知していると思いますし、また共産党も米英から抗議されても方針を覆すつもりもありません。
つまり、この喧嘩というのは単なる空中戦であり、どこかで落ち着きどころを探さなければいけない、ということなのです。
問題は香港では、軍隊や警官による過度な出動が抑制をされたことです。
中国国内ではこのような暴動やデモが頻発しており、こういった抗議行動を力で弾圧をすれば余計に子の抗議活動が盛り上がることを経験上、よく知っているのです。
ゆえに武力を用いた、弾圧は行わないのです。メディアは大げさに報じたいので混乱している状態ばかりを映しだしますが、実際はそれほど混乱していないのではないか、と思います。
テレビの前でべらべらしゃべる活動家に違和感を覚えるのは私だけではないような気がします。
一方でトランプは連邦軍を出動させ、実際にさせる構えをとっています。
これはトランプの徹底的な経験不足であり、そんなことをして刺激をしても後にまた大規模な抗議活動になるということを知らない節もあると思います。
もっともトランプの頭の中身は大統領選しかなく、どんな手段を使ってでも二期目をゲットできればあとはゆっくりやれるという思惑の可能性もあります。
バイデン優勢とかやっていますが、バイデンの発言などを聞いているとコイツ大丈夫か? と思うことはしばしばというのも私の本音です。
何れにせよ、トランプが再選されるのには、経済の盛り上がり、バイデンの勝利にはリベラル、今回の全米でのデモに代表されるような分断を阻止するような行動、言動であろうとは思います。
どっちもどっちだよ、とは思います。私はアメリカ人でもないのでどっちでもいいよ、というのが本音です。
どっちもどんぐりの背比べですが、先をロジカルに読むのにはよい学習になるのではないか、と思います。
ミネアポリスという町
少し全米の抗議活動についてお話しをしておきましょう。
今回の黒人が死亡した年、ミネアポリス、ここは黒人など、とくにソマリアなどからの移民が多い都市になります。
理由は、トランプ政権になってから移民の取り締まりが厳しくなりカナダへの亡命、移民を希望する人たちが集う場所になります。
その中でもソマリアから避難してきた人が多い街になります。
ソマリア出身の人たちが自分たちのコミュニティーだけでしか集まろうとせず、かなり偏見の目で見られていた可能性もあります。
ここに書いてあることはすべて憶測、事実を知っていて、そこから派生することを書いているだけです。
この理由には、今、全米の移民は、トランプ政権下での移民・関税局(ICE)の取り締まりが厳しくなり法を犯していなくても検挙の対象となります。
この辺のシステムも複雑怪奇なシステムが存在します。かんたんにいえば、連保政府と地方自治体の移民政策が根本的に違うことがあります。
ミネアポリスという町はカナダとの往来が盛んなこともあり、移民にはある程度寛容な町になりますが、その数がここ数年で激増をしたのでしょうと推測されます。
今回の事件の背景にはこういうことがあろうかと思います。
ともかくこの移民問題、そして絶対になくならない人種問題というのは、アメリカでは絶対になくならない、ということです。
見通しなどありませんが、この問題はトランプが軍隊を持ち出したことで長期化は間違いないでしょう。中国の対応の方が賢い、と思います。