おはようございます。

角野の野郎、また外しやがって、という誹りは甘んじて受けますが、私は先週よりも、今週ははっきりいえば気が楽です。放っておいても下がるだろうな、と思っています。

私はみなさんにお教えしたテクニカルに一工夫を加えてチャートをみていますがやっと売りの形になりつつある、と判断をしています。

特に、今の金融マーケットはナスダック中心に動いているという判断でみればナスダックが崩れるのは時間の問題、と思っています。

ただ、ドル円は円安と言っていますが、円高の形になりつつありますけれど。

私が言っていることというのは単なる思い込み、ではなく、根拠があって言っているだけの話であり、決して、自分がなってほしい形の相場の形をイメージしている訳ではありません。

世の中には、今、自分がなってほしい世界のイメージを正しいと主張したがる輩が多すぎるのです。

コロナの思い込み

感染者数が増大しているのに政府は観光振興政策Go toキャンペーンをやってけしからん、なんて言っている人を数多くいるでしょう。

そして地方自治体は東京の人は来ないでほしい、とかやっています。

バカバカしくて聞いていられない、というのが本音です。

こういう人たちというのは、政府がコロナの感染拡大を望んでいる、という前提条件があるからこういうことを平気で言うとしか考えられません。

世界中の誰もがコロナの蔓延が早く終わってほしい、と思っているのが事実であり、これに反する考え方をしている人はキチガイとしか思いようしかないのです。

政府は観光振興政策によってコロナ蔓延を望んでいるという前提条件でなければ上記のようなことは言えません。

前提条件からいえば、政府は大丈夫、と思っているからゴートゥーキャンペーンを開催すると考えるのが非常に私は合理的と考えます。

過去の感染症をみると、間違いなく今の感染拡大は第一波の感染拡大だと思います。理由は重症化する人がほとんどいないから。

これが第二波であれば重症化する人は、増えます。つまり、まだコロナウィルスは突然変異をしていない、そして弱毒化をしていることが観察できます。

ウィルスも生きるために必死ですので、これを変異によって生き延びようとするだけの話です。第二波が起これば、重症化する人が多くなるはずです。

そして、第二波を防ぐためには、できるだけ感染者を増やすことが必要になってきます。

以前の抗体検査は0.1程度の抗体しかありませんが最近の抗体検査では6パーセントまで跳ね上がってきています。

抗体をもてば重症化するリスクは減りますのでこれはいい傾向なのです。最終的に感染率が50程度になるとこのウィルスの蔓延は終了するというのが過去の事例です。

つまり今、都会の人は感染リスクと感染に晒されていますが、第二波の被害は感染によってリスクは減らなくなる。

しかし地方の人は、感染リスクが少なかったので第二波では感染リスクと重症化リスクが高くなるのです。だから、過去の事例でも都会よりも地方の感染率や重症化リスクが高くなる、というのが事例です。

私が言っていることが正しいか、否かはわかりません。この考え方は基本的にはインフルとか風邪の感染予防対策と同じです。

誰もコロナには罹患したくないでしょうけど、この弱毒化したウィルスに感染したほうが良い、と考えるのが普通だと思いますけど。

こんなことを政府が言えるか?ということですし、これに反発する東京都を筆頭とした地方自治体の不勉強というのが目立ちすぎるように思います。

エンパイアステート指数

こちらは私の思い込みの間違いです。

まだ詳細は、調べていませんが、6月よりも7月はおそらくすべての指標が感染拡大によって悪化すると勝手に思い込んでいたのです。

しかし、実際には経済活動の拡大は、感染拡大の恐怖を凌駕していた、これが端的な事実です。

このエンパイアの特大の続伸は、おそらく今後の経済指標に反映されるでしょう。

つまり、指標はよくなるけど、株価やそのほか金融マーケットは悪化していく可能性が高い、と読むことができます。

この仮説が間違っている可能性もありますが、そのときは考え方を修正したうえでポジションを修正すればいいだけの話なのです。

これ以上のことは事実から類推できない、だけの話で新たな事実が判明すればそれを修正すればいいだけの話です。

私はこのエンパイアを見るまでは、ずっと、指標悪化によって金融マーケットが悪化するのであろうと考えていたのですが、それは間違い、それを修正してくだけの話なのです。こうやれば間違いは少なくなります。

中国は景気がいい?ふざけんな!

上記のチャートは上海株になりますが、みな、これで中国は景気がいい、なんてほざいています。前回PMIの予測を外しましたが、どうみても整合性がないのです。

では何が間違っているのかを考えた場合、みなさんに一番、わかりやすいのは、以下の実効為替レートです。

株価が上伸をしても実行為替レートは一切、反応せず。

これだけみれば、中国の景気回復の実態などそんなもんなんだ、ということがわかると思います。

つまり世間は、中国の景気がよい、とか騒いでいますが、大してよくねーよ、というのが本音です。

総合的に考える

上記でご説明したように、コロナの感染拡大は良い事ですけど世間では悪いニュースとしてとらえています。

メトロポリタンは非常に良い数字です。

中国は実態を伴わない株価上昇です。

全体としては明るいニュースが世界を覆っているような感じです。

3月から株価上昇から全体が明るくなってきており、3か月も上昇し続ければ、人々の意識はこの状態はしばらく続くと勘違いをし始め、そしてその考えが強化されるようになってきています。

しかし、歴史をみればバブルなど続いたことはなく、どこかで破裂するものです。

今の株価は去年よりも良いことを前提条件に買い進んでいるのです。金融緩和や給付金によって景気がよいと感じているだけの話で、多くの海外への移動制限が残っている現在、去年よりよくなる訳ないじゃん。

でも、みんな一生懸命、株を買っている、単なる思い込み、によって。この結末は、どうなるのかを冷静に考えれば、買い、なんて選択肢はないよね、と思う訳です。

でもテクニカルでドル円は円高傾向が鮮明になってきた、これはどういう風に考えればいいのだろう、と今、真剣に考え中です。

基本はファンダで方針を立てるのが当然の話です。ファンダは円安を示しています。これが一致しないということは、私の考えが間違っている証拠になる、と、いろいろ考えている最中です。