おはようございます。半沢直樹のドラマは女子が冷めた目でみているようですね。
男子は熱中するの構図らしいです。たしかに、専門的なことが多すぎてお気楽な気分では見られないですね。
少しマメ知識
半沢直樹のドラマにはツッコミどころ満載なのですが、少々、日本の独自慣行のことも出てい参りました。片岡愛之助が演じる、金融庁検査官、銀行担当だったのが証券担当に。
これは日本独自の慣行であり、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国などでは銀行と証券では別の検査機関になります。
つまり片岡愛之助が銀行から証券に担当替えになるようなことは日本の独自の検査体制です。この違いをきちんと知っておくと、見えてくる世界が違うと思います。また、金融庁検査はすでに終了していることもお忘れなく。
そのほか、逆買収なんてもの、あんなものは金融機関では間違いなく通りません。ドラマだからなしえたストーリーです。
銀行員や証券会社の人たちは現実の目の前しかストレスによってみることができません、現実に対して、取り得る最小のリスクの中から選択肢を判断します。どうなるか、わからないものを絶対に選択はしません。
つまり業績が縮小をしたら、取れるところから確実に取ることを選択します。
だから、貸しはがしなんて情けも容赦もないようなこと、つまり自分の都合しか考えない、というのが体に染みついています。
つまり、逆買収なんてさらにリスクを重ねることなどまずしません。どうでもいい話ですけど、銀行は明日の100万円よりもきょうの1円というの徹底的に実践しますし、これは変わることはないと思います。
みなさんも融資や住宅ローンを組むときにはこのことを念頭にお願いしたほうが良いと思います。
アメリカ株は高すぎる
アメリカ株は、一番高い水準でも24350ドルくらい。現在は2.6万ドルですから、いくら今週よい指標が出ても放置しておけばいいということになります。
ここから10パーセント程度は下がることは見えている訳ですから、指標が良ければよいほど、上昇したところを売っておけばよいということになります。
いつものように、GDPの発表日にNYダウチャートを重ねたものになります。
赤が日本、黄色がアメリカになっています。
赤の日本の発表後に、マーケットが大きく動くことは見て取れると思います。前回はアメリカの7/30になりますが、次回、本日の日本の1-3月の確定値になります。
きょうからになるのでしょうか? その後は日本の4-6月期が8/17になります。
事件がおこれば、おそらく急落するのであろうな、と思います。
目先はここ最近、ずっと解説をしている、ドルインデックスをみておけばよいということになります。
ドルインデックスは去年から5%安程度の水準、GDPは9.5パーセントマイナスですので、まだ下値余地はありますが、どうなるでしょうか?
ともかくドルインデックスが↑にいくか、↓に行くかによって相場の行方は違うと思います。そして、事件、突発性の、予測し得ないような事件がカギになると思います。
為替は?
ドル円は、本日の日本は12.5マイナス予定、アメリカが30パーセント超ですから日本>アメリカになりますので基本的には円安予定です。
週末も株価は日本>アメリカです。
参考までに、日本の前期比GDPが12パーセントマイナスであれば理論値は21100円程度になりますので高すぎます。
アメリカと日本では発表する期が違いますので、なんとも言えませんが、日本株も高すぎます。
しかし、アメリカほどは下がらないことになりますので、基本路線は円安になりますが、あくまでも株価次第です。
つまりアメリカ株が続伸、リスクオン状態が続けば、円高になる可能性も大きいということです。つまりどっちつかずの展開になるであろう、と思います。