おはようございます。

きのうもツイッターに書きましたが、肺炎を起こし、2日に発症、そしてすぐに退院というのは考えられない事態です。

トランプに対する考察

発症はまず、2日、陽性判明でした。そして軍の病院に入院をし、5日退院。酸素マスクを使うということは肺炎を起こしていることになります。

その事実は誰も語っていませんが、医師団の会見をみればWHで使ったことは否定していません。コロナであれば酸素濃度を測定するのは当然ですが、肺炎を併発しているのは間違いがないと考えています。

コロナは普通のインフルと同じで、発症し、体内の抗体が弱いとウィルスは肺を攻撃します。そして結果としてだんだんと呼吸困難になり、死に至る、という病気です。そして、その場合、治療薬がみつかるまではほぼ生還が困難という病気です。

ですからインフルの悪化とほぼ同じであり、肺炎を重症化とするのは語弊がないとは思います。

通常の人間は、肺炎を併発した場合、呼吸が以前よりも整ったとはいえ、外出をして外気に触れるなど言語同断、異常な行動です。そして即日に退院。

正直にいえば、死にたいのですか? というような行動ということをみなさんも理解してほしいと思います。

これでまともに選挙戦に復帰できるとは考えにくく、また体調が悪化する可能性があると記したのがきのうのツイッターかこちらに書いていると思います。

裏を返せば、トランプの執念にはすざましさしか、感じない、のです。なぜなら、自分は死んでも、大統領選挙に勝ちたい、勝つ、と言っているのですから、そこまで執念を駆り立てるのは何か、と思います。

この異常行動が米国民にどういう影響を与えるのかは未知数ですが、この執念、異常ですけど賞賛という言葉はあてはまりませんが、呆れを通り越してなんだか逆に応援したくなる気分です。

普通の人は絶対安静に少なくても1週間はします。ミラクルトランプ、かつてジャイアンツの長嶋監督のメイクミラクルの再現になるかもしれない?と本気で思っています。もちろん、根拠などありませんし、単なる妄想です。

呆れを通り越して、応援したくなる、そんな人、滅多にいませんよね。

マーケットについて

今のマーケットというのはコロナショックでも、元に戻ったのは、低金利のおかげです。

アメリカ10年物金利

その金利がきのう急騰をしています。

材料がないのですが、従前から解説をしているように12月のクリスマス商戦に向けて企業が設備投資をしている結果です。

設備投資が順調に伸びるためには、小売が堅調である必要がありますが、以前に解説をしたようにオンラインへの移行で大量の資金需要があるのでしょう。

例年ですと、この資金需要は、11月中旬まで続き、その後、金利が低下をします。

株価が落っこちるのはいいが、底値はいつくらいだ、という意見に対して、10月の中旬から下旬を上げる人が多いのですが、金利面では11月の中旬まではダメ、ということです。

こういうように相関関係ではなく、因果関係から分析すると底が入るのは11月というのがわかります。つまり根拠がわかっていれば、その後の展開は漠然だがわかるということです。

ですから事件に対して、なぜ起こったのか、という根拠をはっきりさせることが大事なことです。

今回の場合は長期的な視点からは低金利が株高の原因なのですから、現在、その前提条件が覆されているのですから、当然、ひっくり返る訳です。

金利が上昇すれば、株価は下がるということです。

きのうのマーケットは、金利は上昇しているのに株価は堅調だったわけです。おそらくよくわかっていない人は、トランプ退院だから、という訳でしょう。

しかし、実態は、ドル安で株価は上昇、そしてドル安なら円高、新興国もドル安で持ち直しなのです。この記述は実態を正確に表していないと思いますけど。

しかしここからわかることは、下がるときは金利上昇とドル高おダブルパンチになるだろうと予測ができるのです。今のマーケットを動かしている要因が、金利とドルなのであればそれを毎日、きちんとウォッチしなければいけない、ということです。

本日は、トランプ退院のニュースを世界が一巡するまでは買いなのでしょうが、私はもう戻りいっぱいとみています。つまり、アメリカ時間の寄りが終わったあとくらいからかな、と思っています。