おはようございます。

今週のアメリカは指標集中日第一周になりますが3日がレーバーデーのためにまだ夏休み気分でしょう。一方で街から小学生が消え、日本は仕事モードです。

中国のPMIが50を割り込んでいますが、これを背景に中国経済減速が叫ばれています。本当でしょうか?

 

中国製造業PMIと鉱工業生産

上記は青いローソクが製造業PMI(左軸)、黒い点線が鉱工業生産になります。

この青い線と、黒い点線はリンクしているように見えます。たとえば、2019/3月などはPMIが上昇すると、鉱工業生産も大幅にアップをしています。

つまり月末に発表された青い線の製造業PMIが50を割っているということは、7月の鉱工業生産も落ち込むことが容易に想像できます。

これだけをみれば、中国経済が落ち込んでいるように見えます。

しかし、以下をご覧ください。

絶対値のデータがGDPしかありませんのでGDPで示しますが、年々、GDPが増えています。

つまり、中国経済も、悪い悪いと騒がれながらも、成長をしているのです。わずかにチャイナショックに見舞われた2015-16年がほんのわずかな上昇にとどまっていますが、それでお成長をしているのです。

これは、相対値と絶対値の違いであり、相対値とは前年比によって算出される数字であり、去年と比べて成長のパーセンテージが落ちているが、去年と比べれば絶対値では成長をしているということです。

つまり、去年よりも成長率が悪いだけの話であって、中国経済が悪いということなんてトンデモ話なのです。要は、アメリカと一緒だ、ということです。

上記はアメリカのマークイット製造業指数(左軸)、黒い点線は製造業生産高になります。黒点線と青い線はリンクをしていると思われます。要するに、ISMなどの指数が今週発表になりますが、あまりよくない数字になる訳です。

となると、アメリカの株価は落ちますけど、これは中国と同様で、去年よりも成長率は悪いが、成長はしている。去年のアメリカは法人税減税の煽りを受けて高止まりしたが、今年はその材料がなく、むしろ貿易戦争やイラン問題などの悪い材料があるから、ゆえにアメリカ経済が悪いと騒ぐ根拠になるのでしょう。

つまり米中双方ともに景気なんか悪くない、ということなのです。GDPの上位3か国、米中日が景気がよくて、わずかにユーロ圏だけが去年より成長できるか否かになっているだけの話で、世界景気が悪いと喧伝されてもね、と思うだけなのです。

つまり、アメリカの製造業PMI、ISMが悪いと株価が売られ、そしてその結果、アメリカの絶対値が減少、日本は重要な指標発表がないので、これだけみれば今週は円高ウィークになるだろうね、ということなのです。

これをテクニカルで確認をするだけなのです。テクニカルは移動平均の30の長期線が↓を向いたままのデッドクロスなのですから、このゴールデンはフェイクの可能性が非常に高いということです。

つまり、ゴールデンしていても、この中身はハナからフェイクということがわかっているのでテクニカルでも円高の根拠があるのでその蓋然性は高くなるということだけなのです。

本日からアメリカの貿易制裁と騒いでいますが、正直、もうこの話題は飽きたというのが本音です。つまり10月の指標からアメリカの指標は去年、悪化し、そして12月から悪化が本格化したのです。

そうなるとベースの数字は、10月からスタート台が低くなり、12月から異常に低くなるのです。そうなると今年は9月までは、アメリカの指標はさえないものになりますが、10月以降は改善するということです。

10月のデータは、景況感指数などは10月に発表されるものもありますが、ほとんど、月明けの11月に本番の指標は発表されます。

11月に良い数字が出るとすれば株価に好影響が出てくるということです。アメリカの実効為替レートも上昇し、日本は消費税の影響がどうでるかの問題だけです。個人的にはそんなに影響はないでしょ、と思っています。

その辺を考えて、私は今年11月から株が買いになる、アメリカの実効為替レートが勢いよく上昇するのも11月だと言っているのにすぎません。また例によって日柄が連れるのでしょうが、9月が本日からスタートです。

俗に2日新甫は荒れると言われますが、これは、私が言っていることをよく研究している人には意味がわかることでしょう。

2日スタートだと計算が面倒くさいのです。これを本質的わかっていない方がマーケットの99パーセントであり、きちんとわかっている人にとっては、非常に2日や3日スタートというのは本当に計算が面倒なのです。

そのわかっていない方々がめちゃくちゃな手を振るので、意味不明な動きが多くなるということなのです。これの背景は、マーケットの値段は去年から決まっているという意味になります。