おはようございます。

お休みの間にご質問を二件いただきました。先ずはそのご回答からさせていただきます。

なお、ツイッターに匿名で質問ができる機能があり、私のアカウントにあるみたいです(笑)。なぜ、推測かといえば、使い方がよくわかっていないからっです(笑)。

ご質問の内容

ドル÷円に関して、円の分母が下がれば、円安になります。ただ、円安になるのはこのパターンだけではなく、アメリカ>日本で分母である日本が大きくなれば円安になります。

もうひとつは、こういった目先のトレードを私はしていませんが、日経平均を売っているのですが年内、下がりますか? という質問でした。

日経平均に関して、私は、秋から言っている通り、強気です。アメリカ株よりも強いと思っています。買いを利食いすることはあるかもしれませんが、基本的には、売りません。目先は頭が重いというのが現実だと思います。

ご質問の内容は、2つとも日本が弱いと思わせるような内容であり、私はそもそも日本に関して弱気はしていません。強気オンリーです。なんだか、真意が伝わっていないな、ということもあり、反省しています。申し訳ありません。

なお、質問はコメント欄からでもツイッターからでも結構です。ただ、ツイッターは文字数の制限がありますので、あまり推奨をしません。コメント欄からより具体的なものをお願いします。

 

金利が日本と急騰するでしょう

上記は日本の10年物国債利回りです。

9月に長期金利の誘導目標0パーセントを受けて、金利は徐々に上昇をしています。年末に向けて、さらに上昇をすると考えています。といっても、日本のマーケットは27日までだと思いますが。。。30日のような気もします。

上記はアメリカになります。

12月から年末の資金需要が旺盛なことから急騰をしていると思います。

これで考えていくと年内の営業がほぼ終わったアメリカ(23日)、日本は、27日までの差異の注目すべきという話をしました。

この場合、アメリカは年末の資金需要が終了する、そして日本は今後、急増する訳ですからドル÷円でいえば、円金利のほうが上昇するので、27日までは円高傾向である、という話をずっとしていました。

そして1/2以降はアメリカ市場が開場し、日本は1/6からになります。この間、アメリカの金利は上昇、日本の金利は急低下になりますので、分母が小さくなり、そして分子は拡大すれば、円安です。この通りになれば、という前提条件が付きます。

ただし、NYの大引けにかけて円高になるの繰り返しになると思います。この辺はまた、時間をとって解説をしないといけないのですが、非常に複雑怪奇な話になります。

世間では年初の円高に注意という話が流布をしていますが、そもそも19年年初の円高がなぜ起こったのか理解をしていないのですから無理です。去年もこうなったから今年(来年)もそうなるという意味不明はロジックをそのまま信用してはいけません。

要するにアノマリーということなのでしょうが、アノマリーと言っている人は、そもそもマーケットを理解していないと思うのです。アノマリーが成立する理由はこのコラムで何度も述べています。経済指標をきちんと理解すれば、去年と同じような動きをするのは理解できると思います。

アノマリーという言葉で片づけるのは非常にかんたんですが、やはり根本から理解をすると、アノマリーなど全く気にならなくなります。そういった意味で、去年もこうなったから今年もこうなる、と安易に言う方々に疑問をもちます。

ご質問をお待ちしています。