おはようございます。

最近、ニュースをみていてなぜ、このようなデタラメを言う人が多いのか不思議に思います。

要するにロジカル、論理的な思考が私をも含め、みなさんも、そしてメディアもできていない証拠です。さまざまな観点からそのウソやデタラメを指摘していきたいと思います。

 

東京オリンピックが開催中止

もう、ここまでくるとバカバカしさを通り越して呆れるほかありません。コロナウィルスの典型的な症状は発熱とせきらしいですが、これは何の症状ですか? と言いたくなります。

つまり、風邪が真夏の東京で大蔓延するなんて途方もないことがあり得る、と考えている人がオリンピックの東京開催中止の可能性を叫んでいる訳であって、単なる風邪と考えれば、真夏の東京で流行る訳がないのです。

だから、暖かくなれば終息するのはわかっているのです。しかし、新型ウィルスになりますのでその突然変異の可能性があるのです。

そのリスクに専門家は警戒をしているだけの話なのです。新型なのでどうなるかがわからないかがリスクなのであり、既往症や妊婦、高齢者、乳幼児など免疫が弱い方が警戒すべき病気になります。

少しだけ付け加えておけば、横浜港に停泊しているクルーズ船ですが、あの船のランクは中程度です。このクルーズはアメリカのクルーズライン、プリンセスラインが運行しているものです。

船旅には3つのランクがあり、ラグジュアリー、プレミアム、エコノミーでダイヤモンドプリンセスのクルーズはプレミアムになります。正直な話、クルーズはラグジュアリーだけが高く、他は大して高くありません。

どうでもいい知識ですが、参考までに、と思い記しました。今回のこのダイヤモンドプリンス号の集団感染ではっきりしたのは、人込みの中にいることが最も危険なのだ、ということはおわかりになると思います。

要するに突然変異のリスクはあるが、基本的には風邪、インフル、ということなのです。その根本がわかっていない人がオリンピックの開催が中止とか言っているのです。この人たちは論理的な思考が全くできない、と断じます。

 

GDPは消費増税のおかげで急激な低下⁈

きのうのGDPは衝撃な内容でした。しかし、その下押し要因はほとんどのメディアが言うには個人消費の落ち込みが激しいからだ、と断じています。この人たちは数字も読めないのです。

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf
内閣府、GDP

これを見ると季節調整をした数字は、確かに設備投資と並び、個人消費が悪い数字になります。しかし、原統計は軒並み設備投資が最悪の数字になります。

つまり今回の下押し要因というのは企業の設備投資が原因になるのに、みな、個人消費というのです。

意味がわかりません。個人消費も、悪いことは悪いのですが、それは、台風の直撃によって個人消費が落ち込んだことがおそらく大きな要因になると考えています。

おそらくあれがなければ1パーセント程度のマイナスになったとはデータ上考えています。

つまり安倍政権の増税対策は機能をしており、消費増税によって消費が落ち込んだという理屈は正しいかもしれませんが、すべて正しいという訳がありません。

でも、報道は犯人が消費増税だと断じます。訳がわからない人達、つまり日本語や数字が読めないのでしょう。

 

香港や台湾の成長が鈍化⁈

よく地理的に、今回のコロナウィルスによって被害が大きいのは、香港や台湾だという人が大勢います。

はっきりいえば、間違い、大きいのはシンガポールです。理由は非常に明瞭です。そもそも東南アジアにて景気が去年良かったのはタイとシンガポールになります。

タイは政治的な混乱があり、崩落をしているのですが、シンガポールはイラン問題などでも景気の下振れはほとんどみられていません。今回、大急落をしているのです。

香港は去年、あれだけ大規模なデモがあり、そもそも生産性が低下していたところにウィルス騒動があったのです。

つまりデモで買い物や生産活動が急速に低下していてその回復も起こらないうちに、ウィルスだから、落ち込みようがないのに、香港の被害が甚大ということなのです。ウソばかり、と私はかんがえています。

シンガポールはこれでも、マイナス成長、前期は0.1のプラスですが、これがマイナスになると大騒ぎをしているのです。

でも、日本は6.3ですよ。つまり、アジアで最も景気後退のリスクが深刻なのは当事国、中国を除けば、日本なのです。

なのに、日経平均はまだ、高いとか騒いでいる人たちは頭がおかしいと思っています。きのうも記したようにこのGDPは5月までのベースの数字になります。

1-3月も悪いのですから、8月まで日本経済はマイナスになるのに株が高い、アホではないか?と思うのです。

短期間で下がるのではなく、長時間、時間をかけて下がりますよ、ということです。その際、アメリカは絶好調なのですから分母が減少すればドル円は円安傾向になる、と言っているのです。

この円安は質の悪い円安であることは言うまでもありません。日本の景気拡大を伴う円安であれば歓迎しますが、これは縮小していく円安です。

そして、一番、日本が今の時期、一番ひどい状況になっているのは、政府や日銀の政策がまちがっているからなのに、野党は何をやっているかといえば、桜を見る会なんですよ、アホの極みとしか思えません。

言いたいことはいっぱいありますが、もう、日本人の言語能力が極端に落ちているのはみなさんもおわかりになると思います。きちんと筋道を立てて考えれば、なる訳がないことをさもあることのように語る輩が本当に多いのです。

きょう、一番、言いたいのは日本がピンチだ、ということが一番、言いたいのです。