おはようございます。

日本、上海と3.7パーセントの下げに対して、アメリカNYダウは3.7パーセント程度で下値を固め、利食いによって戻しただけの週末でした。

内部要因の相場

NYの寄りはいったん、買い戻し、ショートカバーによって大きく値を戻し、新規売り、投げによってふたたび、下値を探るという展開になりました。

ここで、注目をしたいのは日本や上海の下げ幅、前日比3.7パーセント売られたところで、もちろん多少のオーバーシュートはありましたが、そこで値段が止まったということです。

つまり、いつも私が解説をしている値段構築システムは順軌道に乗ったということになります。

NYが1.34パーセントの下落に対して、東京は3.67パーセントの下落ですから、東京市場はたぶん、金曜日の引けから2.3パーセント程度戻るということが確定的になります。

日経先物の引けは21000円程度ですので21480円程度まで週明けの東京市場では戻らなくてはいけないということです。

ここで為替について考えてみます。東京市場が3.7パーセントの下げに対して、NYは一時4パーセント程度まで売られましたのでこの道中に分母が大きくなり、分子が縮小をしたのでその解は小さくなり、円高が進行をしたということになります。

そして、NY市場が4パーセント安から1.34、つまり2.5パーセント程度戻ったのですから、円安になるはずなのですが、ドル円の戻りはちっとも戻りません。

要するに、戻りが鈍い、本来は円安にならなければいけないものがならない、のです。参考までにNYの安値の目途を私は24400程度ではないか、と記したのに対して24680ドルになります。

ドル円に関しては108円すれすれのところが限界だといっていたのに対して(どこに書いたのかは記憶はないのですが)、107.5円くらいが円高のピークでした。

では、週明けはどうなるか? といえば、分母の日経平均は大幅に戻し、分子が動かないと仮定すれば、その解は小さくなり円高、ということになります。

日経が2パーセントの戻しに大して、アメリカ株が2パーセント以上戻せば円安に転換になるということです。

こういう計算を常にしていれば、ドル円の値動きは鮮明になってくるということです。

何れにしても、土曜日の夜中までは内部要因中心の動きでしたが、週明けからは適正に戻る可能性が高い相場になるでしょう、ということです。

ただし、NYも東京株式市場も、高値から10パーセント以上下落をしており、ここから本格的な投げ開始になる可能性があるということです。

たとえば、去年の9月、急落したのは金利の高騰が原因でした。この金利をFRBによる利下げによってカバーをしたのですが、このとき金利の低下によって浮いた資金を企業は設備投資に回すことができました。

日本は参考までに反対に金利が上昇をしましたので、設備投資が激減したのです。

消費増税による消費減などは微々たるものであり(金額ベースではもちろん消費のほうの落ち込みが大きい)、ほとんどは台風被害による消費行動の抑制によるものだ、と個人的には考えています。

今回も金利が急低下をしています。

■アメリカ国債1年物利回り

上記のように金利が急落しています。この場合、企業は金利の利払い負担が減るのですから余剰資金が出ます。

その余剰資金は去年の秋は設備投資に回すことができましたが、今回の場合は工場が停止をしているので、その休業補償などに浮いた資金を回さなければいけません。

金利低下によって株式市場が追い風になるという説明を散見しましたが、今回の金利低下というのは、まったく追い風になりません。

この騒動が長引けば、長引くほど休業補償の金額は膨らみ、金利の低下では追い付かなくなるだけの話です。つまり金利が低下したら株が上昇するなんて全くのデタラメです。

状況、状況によって金利低下の恩恵というのは変わるということです。そして金利が低下をしたら直撃するのは一般消費者です。覿面に消費は減ります。今回のミシガンは先月より若干の上昇でしたが、来月は、ひどいことになるでしょうね。

そういった面で、企業と消費者が両方同時に悪くなって、株価がすぐに新値に戻る、つまり押し目買い基調になんかなる訳がないのに、どこで買おうか、なんて言っている人はセンスの欠片も感じない、ということです。

しばらく続くよ、ということです。

 

G7の電話会談

G7としては何らかの声明を出さないといけなくなるでしょう。ツイッターにも書いたように、おそらく、週末にはその会談が意図的にリークされるでしょう。

G7の金融担当者はお互いにホットラインをもっており、この荒れ相場に対しては連日、電話会談を行っていることは間違いありません。

ただ、指くわえて、この大暴落をみている、というメッセージをマーケットに与えてはいけないと当局者は考えているはずです。ですから、なんらかのメッセージは出すでしょう。

しかし、具体的に何をする、ということなのです。金利も下げているし、金融緩和も行っている、ドル供給? やることがなにもないのです(笑)。つまりなんらかをやる、とメッセージを出したとしても言葉だけで実行が伴うかどうかをみればよいのです。

日銀はこういう状態になったら何か、やる、と言っているのですが、中身のある提案なんかできないでしょ、と私はハナから思っています。

また、やるやる詐欺とか言う人がいるのでしょうけど、そもそも期待していない人からみれば、やるはずがないのにやるやる詐欺なんて言うほうが頭はおかしいのです。

当サイトは、ほかのどこのサイトよりもうまく対処をしているはずです。みなさんのわかりやすいテクニカルに関してもどこかで解説します。

リーマンショックのころのポンド円テクニカルのようになるかも?と思っています。要するに10と30さえみていればいくらでも稼げるということです。