おはようございます。

本日は東日本震災から9年の日になります。いろいろな想いが去来はしますが、過ぎ去ったこと。未来を向かなければ仕方ありません。

結局、単なるウェルズファーゴのブン投げ相場と推測される、ときのう記しましたが、月曜日から下がったものをすべて取り戻しての引けでした。

ブン投げが終わると元に戻るの典型的な相場です。本日はこのことを中心に書いてまいります。

 

今までの展開

まず、基本の言葉「相場は投げ踏み」である、これは使い古された言葉と取るか、それとも新鮮に感じるかは人それぞれでしょう。

しかし、意味が分かっている人などは皆無に近いと思います。そもそも投げ踏みの概念がわかっている人がほとんどいないのです。

要するに損切りが終了すればマーケットは反転するという意味になるのです。転じて、チャートの長大陰線、陽線が出れば逆向かいというのは正しいのですが、そこには前提条件があるのです。

その投げが終了をしたのは、3/9のNY市場の寄りだったのです。結果はサーキットブレーカーだったのです。サーキットブレーカーというのは昔のストップ安のことです。あの下げで私の設定している目標をぶち抜けたのです。サーキットブレーカーがなければ、あの相場、どこまで下がったのか? と思います。

ぶん投げが終了すれば反転だから、きのうはツイッターにも記したように楽勝の展開だったのです。黙って買っておけ、ということなのです。

 

今後の展開

さて、3/6の値段まで戻ったので、次回はどこまで戻るのかを考えなければいけません。次回の戻りはFRBが緊急利下げをした3/3までを考えるのです。

FRBの緊急利下げはコロナウィルスによるもの、と当初は考えていました。しかし、誘導目標を1.25に変えたのに、3/9には0.25まで金利が下がったのは強烈なイメージです。

つまり、誘導目標1.25に対して、0.25までさげさせるFRBは何か違うことを考えているのに違いないと考えるのが私にとっては正常な考え方です。で、3/3に何かが起こっているはずと証拠探しをするとウェルズファーゴのCEO辞任というニュースがあり、その背景をしるとこういうことだったのね、と得心するのです。

ウェルズファーゴ資産圧縮の損切り相場であろう、と類推することができ、そして、その処理は終わった、だから戻る、それが基本路線の考え方です。

おそらく、ウェルズファーゴには公的資金の注入が行われているはずで、そんなことは法律的に可能なのかどうなのか、はよく知りません(笑)。金利を1.25から0.25まで下げさせるのには相当なお金をばらまいただろうね、と思うのです。

本日のアメリカ1年債利回りは最安値、からの切り返しですので、ウェルズファーゴ処理は終わったのだろうね、と思うのです。

たとえば金利が上昇したら景気が鈍ると考える人が多いのですが、それは違います。これも前提条件の問題なのです。アメリカの場合は景気が良いのです。

たとえば、きのう、のレッドブックをみてみましょう。

前年比で6パーセントも小売りが伸びてどこが悪いの? ということです。

つまり、金利が下がれば、みな競って、資金調達を図り、獲得した資金は設備投資に回すのに決まっています。でも現在でも、0.39の金利で誘導目標1.25に比較をすれば安い、安い、状態が続きます。

つまり資金が過剰に出回ることになり、その資金は設備投資に再投資が出回る状況です。要はお金がお金を生み出す循環です。

日本も低金利ですが、その資金調達の使い道はほとんどがつなぎ融資です。要するに、そのお金は使ったらお終いで、お金がお金を生み出さない循環になります。

話がそれてしまったので、書けば、3/3の水準に放っておいても株や、為替は戻るし、金利も戻る可能性が高いのです。

ゆえに今後も円安。上記の説明をみれば、私がなぜ、円安と言っているかもおわかりですね。アメリカ>日本にしばらくなりますから。年初はアメリカ<日本の予想だったのです。前者のほうが計算すればおわかりになりますが、円安は進行しやすいのです。

要は、今後の展開は3/3の水準にいつ戻るかが焦点なんだよ、ということです。

本日の展開

ツイッターにて質問がありました。ありがとうございます。

ご質問はコメント欄か、ツイッターにお願いします。ついでにXMにもここから口座を設定し、私のお給料を上げてください(笑)。そして原稿依頼も募集中です。

まず、均衡点の話をしていきましょう。

均衡点というのはドル円でいえば日本とアメリカの力が一致するところになります。

現在は、日本が1であるとすればアメリカは4の実力があります。この場合、均衡点、つまり為替レートは1円4ドルということになります。

これがマーケットの歪みによって日本0.5アメリカ5になっていれば、為替レートは1円10ドルになります。

これを比較すると6ドルのドル安が進行しなければいけないことになります。この0.5円5ドルが本日、現在のレートであれば、引けにかけてはドル安が進行するということになります。

では、本日の均衡点は20400円くらいなのです。

きのうの日経は0.8上昇で、NYは3.6上昇です。その差、2.8ありますので、2.8の上昇をするだろうと考えるのです。その場合、NYの上昇にあわせた日経の均衡点は20400になると考えるのです。

この場合、現在の状況が日本0.8<アメリカ3.6なのですから、レートは円安傾向になります。日本の0.8が3.6になったときに日本=アメリカになりレートが止まり、そして、日本>アメリカになれば円高に転じるだけの話なのです。

ゆえに本日は円安傾向からスタートするはずですから日経先物は売られて始まっている訳です。本来、日本が高くならなければいけないときに下がるのは、おかしいので、この状況が確定すれば損切りド転を行っても、おつりが十分に出ますよ、ということです。

今後、この説明はしたくありませんので、もうしないと思います。気が変わることは長い方はおわかりでしょうが、しょっちゅうあることです。ご勘弁ください。