おはようございます。

朝、テレビやネットニュースなどを開けば、コロナ、コロナと大騒ぎの模様です。

東日本震災のように停電があったり、電車が動かない、食料品がないというような状態であれば日常生活を送るのは不可能ですが、少し我慢するところはあるものの、日常生活を送ることはそれほど困難ではない、とは思うのですが、いかがでしょうか?

仕事に支障をきたしている人は多くいらっしゃると思いますが、でも、生きるのには不自由がないという現状です。

自分が風邪やインフルに罹患した、そして周囲がその罹患におびえている状態、と考えれば大したことがない、と思えるレベルじゃないかな、と思います。

 

コロナについて

大したことがない、というと、学校の再開から安心感が広がり二次拡大が起こったことを勘案すると油断は禁物ということは記しておきたいと思います。

まず、私が一番、言いたいことがあります。私は以前、本当に自然環境が厳しいところに居を構えており、この時期、寒暖の差など毎日15度以上あることが当たり前でした。

このような結果、この時期は本当に体が疲れるのです。

都会に住まわれているみなさんはエアコンディションの環境の中、この温度差が自身の免疫を低めることになることを認識している方は本当に少ない、と思います。

私も寒暖の差はない地域に現在、住んでいますが、体が極端に疲れていることは認識をしています。

その認識が非常に薄い人が多いな、と思います。

体が疲れるということは免疫の後退を意味し、そして、罹患しやすい、ということを誰も言わない、こんなことは感染症の専門家がイの一番に言わなければいけないことなのに、誰も言わない。

本当に専門家なのか、と私は言いたくなります。

コロナというのは低い免疫に侵入し、罹患するもの、と認識をしていれば、体調管理には万全を期さなければいけない、そして行政が若い人の無認識の行動が多い、というのは少し考えれば誰でもわかることなのに、言い始めるのが非常に遅い、と感じます。

そんなの当たり前の話で、今の時期、いつもと変わらないと認識している若者は、私を含めたみなさんも若いころはそう思っていたはずで、その知恵を授けない世間が悪いのです。

若い人をねらいうちにした言論というのはちっとも感心しません。

要するに、コロナの感染を鎮めるためには体調管理が一番、大事なのに、この時期、季節替わりに風邪を引く人が多いのは、寒暖の差です。

寒暖の差を都会の人ほど認識をしていません。免疫を高めるためには、よく寝て、食べて、休む、うんこ(笑)をすることです。

こういうことを言うのは、本当に少ない。基本的なマスクを二枚配ることに対して、嘲笑している方を見ますがそういう人に限って、こういう基本的なことができないものです。

そして、今、生活に困っている人、こういう人は世界の状況をみていくと、もともと国家でも問題がある国はさらに悪くなり、それほど問題を抱えていない国はそれなりにしか悪くならないものです。

つまり、私から言わせれば、稼ぎ方を考える絶好のチャンスなのに、自宅待機と言われて何もしない人をよく見かけます。

こういうときこそ、稼げる人も稼げない人も人の倍以上、働くことが肝要だと思っています。

一番、苦しいときに稼げる人というのは周囲から尊敬の目で見られます。そういう自尊心がみなさんの生活を豊かにすると私は信じています。

私は根本的にへそ曲がりなのでこういう発想が当たり前なのですが、ほとんどの人は言われた通りにしかできない、というのが実態だと思います。

自分で考え、判断をすることが、一番、稼げる早道なのに、と思います。

マーケットも同じで、人から教えてもらった方法しかできない人は稼げることはないでしょう。

大事なのはあなたの個性に合う稼ぎ方を自分自身で見つけていくことです。他人はそんなことに責任などもってくれないのに、それを頼りにするというバカバカしいことに早く気づいた方がいいと思います。

これが現金支給を催促する人たちの根本的な考え方だと思います。

 

マーケットも過度に悲観しすぎ

コロナは現状をみれば寒暖差が激しい気候というのはおそらく、5月の中旬、連休明けまで続くことでしょう。

ですから過度の楽観はできませんが、現状は悲観のし過ぎです。

例えば、雇用統計ですが、失業率が0.9増えて、失業者が1000万人増えたことが確認できました。

この内訳など私はほとんどみていませんが、ほとんどがブルーカラーのはずです。なぜならホワイトカラーは契約上、このような災害に対してもすぐにクビにできるような雇用体系になっていないからです。

ブルーカラーは週末も解説したように、すぐにレイオフできるけど、すぐに再雇用もできるのです。

日本と比較をして労働市場の流動性は格段に高いのです。これが失業者の極端な増大の理由です。この状態で商品、サービスが売れないのは当たり前ですから経営者は人を切るのが当然です。

この1000万人という数字が多いのかすくないのかはわかりません。ただ、この数字が1000万人失業者というのは雇用では0.9、全体ではGDPの7割が個人消費をアメリカの場合占めますので、0.63程度しかGDPを押し下げる効果がない訳です。

おまけに予想に反してサービス業ISMは案外しっかりということも理由です。

個人的には商品の売り上げは減っているだろうと思っていましたが、おそらくネットの普及などによって、販売はそれほど鈍化をしていないのであろう、と想像することができます。

私もネットショップを利用していますが、宅配便のお兄ちゃんたちはみな、ものすごく忙しそうなのです。こういうところはITの力を確信をしますね。

ともかく経済のキモである、販売と言う部門は肌感覚ではちっとも落ちていないように感じるのです。そうなると概算で計算をして昨年比、10パーセントも経済が落ち込むのかね、というのは非常に疑問を持つのです。

もちろん、日本でも旅行券などのような嗜好品部門、たとえば新車販売や芸術に対するセールスも問題です。

アメリカでいえばボーイングの不振、これは単価が高いので、このボーイングが飛行機一機を売るのを止めるだけでもGDPの押し下げ効果になります。

そして前述したホワイトカラーの失業問題、これらの問題はこれからになります。

今、見えている現状からは、今の世の中は騒ぎすぎだよね、と思うのです。ホワイトカラーが解雇をされるような状況になればそのときに考えればいいだけの話であって、現状は騒ぎすぎだと私は判断しています。

 

今後について

まず、日本の場合、新学期から経済が回復することを前提に社会が動いていたような気がします。

それが学校のお休み延長によって、資金繰りを考えた場合、株を投げ売りしなければいけない企業、投資家が続出したのが先週の動きなのでしょう。

今週もその流れが続くのかが、今週のポイントだと思います。

つまりドルの戻りが先々週記したように、実際にドルが戻っているのです。ユーロドルなどを見ると週末から戻りはじめているのでドルの戻りが終了をしている可能性が高いです。

実際に株が寄り、日銀タイムが終了するまでは、なんとも言えませんが、ドルが再び下落すれば円高軌道に戻るのではないか、と思うのです。

株に関しては前述のように投げモノが株価を押さえている原因になると思いますので、騒ぐすぎの分、買われるのではないかな、と思います。