おはようございます。
また小難しいことだしやがって、角野の野郎、ふざけんな!とか思っている方、多数ということは承知しています。
今回の話は、データが絶対的に正しい、とか、数字はウソをつかない、とかほざいている人たちに警鐘です。
マーケットは、テクニカル的にこの形になると下がらない形になっています。
特に株式、金などは。しかし、下がり始めると一気で、この買い相場で取ると、間違いなく売り相場はとれなくなるんだよね、少なくても私は(笑)。
しかし、長期的には買い相場だけど、NYも24000に乗せたし、基準値の24400までもう少しです。
円安だから株買いなのか、株買いだから円安なのか?
要するに、ニワトリが先か? 卵が先か? の話をしているのです。
株安だと円高、とほとんどの人はインプットされていると思いますが、このコラムの長年の読者のみなさま、今言うことではないですがいつもありがとう、はもうわかっていると思います。
同じ円高でもその種類は2種類あり、よい円高と悪い円高の二種類あるのです。同様に円安もです。
意味は「ドル÷円」を計算すれば、分母である円が、大きくなる、つまり株価が大きくなる円高もあれば、分母が小さくなって円高になる為替もある訳です。
この種類は別けなければいけないのです。
現在のドル円は、株価は上昇しながらの円高で、問題の根幹はアメリカのほうにある訳です。つまりアメリカはまだ割安な状態ですが、日本は、割高状態ですので、分母が大きくなって円高になっているのです。
私はこのアメリカ株価が小さくなると思っていますので円安になると、言っているのにすぎません。
注意してほしいのは大勢の方針である株高、円高を覆したわけではありません。長期的には円高、株高に収れんすると思っています。
このような原因がこうなっているから、結果がこうなるというのを因果関係と言います。
ところがほとんどの人の認識は株安なら円高、株高なら円安とインプットされているのです。そんなことはないのに、とほとんどの読者の方は考えるでしょうが、一般の認識はほとんど、そうでしょう。これに異論を唱える人がほとんどです。
つまり原因がはっきりとわかっていれば、卵が先か、ニワトリが先かは特定できるのですが、上記のように株安=円高、株高=円安とインプットされている方には、ニワトリが先か、卵か先かわかっていないのです。
すなわち、円安だから株を買おうと思って、買ったら、現状の私のように大きくひん曲がる訳です。
データというのもそういうもので、要するに、ある事象に対して、ある結果が観察されることが確認された。だから、将来はこうなる、とAIの数式を組み立てているアホはほとんどそう考えます。自動売買を仕込んでいる連中もそうです。
今のAIがクソの役にも立たない理由は、データが傾向を示し、たまたまそうなったことをAIに仕込んでいるだけなのです。
だから、AIの判断というのはクソ間違いだらけ、という結果になるのです。こういう相関関係なんて、誰でも分析ができることであって、Aという結果によってBという原因が考えるということを因果関係というのです。
今の世の中は、ほとんどの人が相関関係で、世の中を知ったような気になり、偉そうに語る奴が闊歩していますが、私から言わせれば勘違い男であり、因果関係まで指示さなければ、それが重視されることはないのです。
今、偉そうに語っている連中は、意味がわかっていない、そして始末の悪いことに相関関係でこういう関係性があるから、こうなる、と言っているだけなのです。
結果は円高だから株安とか、吹けば飛ぶような理屈を展開しているのです。私はこういう人たちをおバカさんとか、勘違いしている、たまたま、と言っているだけなのです。
この因果関係と相関関係、同じような意味と思っている方が多いのできちんと書いたほうがよいと思って記しました。今の人たちは相関関係だけで事象を証明した、と騒いでいるのです。
こんなことをやっていると人間の知性をバカにしているとしか、私には思えないのです。古来から言われる、原因を究明し、そしてそれに対する結果を予測することが大事なのです。
曲がっている私が言うのもなんだが・・・
基本は株高、円高です。その方針には全く変更がありません。
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2020/04/14/weo-april-2020
年率になりますが、きのうIMFからWEO世界経済予測見通しが発表されています。
それによるとアメリカは5.9のマイナス、日本は5.2マイナスです。
GSが前期比で30のマイナス、バーナンキやイエレンが30のマイナスと言ったことからこれが妥当という人がいますが、私から言わせれば何もわかっていないのに偉そうに言うんじゃないよ、ということです。
要するに、年に10パーセントも落ちないのに、リーマンよりもひどい景気後退になるとか根拠もほざいているアホがいっぱいいます。
あと、経済停滞は長引く、というアホ。何を根拠にそういうことを言っているのかの一切の説明はなし。
私から言わせればちゃんと根拠を説明してから、寝ぼけたことを言え、ということです。
単に感覚で言っているだけで、私は直後がリーマン並みになるよ、そして、回復は劇的だよ、と言っているのです。
理由は、リーマンは金融機関が崩壊し、立て直すのには時間がかかったから、今回は、人間の体と感情が壊れただけだけど、放置していても人間は治癒する。
金融機関は人間が修理してやらないと治らないけど、体や感情は時間経過とともになおるということです。
そのうえに各国ともに10パーセントの財政出動をしていますので、6パーマイナスでもおつりが出てくる。ゆえに、1月よりも高い株価に年末にはなる可能性があると思っています。
そのときに通貨が上昇して、株も上がっている日本とアメリカは、ひどい上昇になるだろうね、ということだけです。
本日のマーケットも意味が全く理解できないのですが、株価が上昇しても調整近し、とみています。
米株価は下手すればあと1000ドル上がる可能性がありますが、ここで売りといっとかないと、こんなバカ高い値段を誘惑に負けて買ってしまう可能性が私にはありますので何もしない。
為替も同様で転換は近いとみています。
曲がり屋は偉そうに語ってはいけませんが、語ってることは話半分に聞いてください。間曲がってすいません。