おはようございます。

コロナ騒動が起こった際に、思い起こされるのはマスク不足からのトイレットペーパーの買い占めやティッシュの買い占め、幸いにして私は家に十分なストックがありそれに加担せずにいられました。

ストックがなければ、買い占めに参加していたかもね、と思うと自身もきちんとデマを判断する基準がないとね、とは思います。

 

デマが起こりやすい環境

今回の新型コロナに関してはわからないことだらけ、というのが厳然たる事実です。

私からすればわからなければ、勉強をすればいい、というだけの話ですが、そのとっかかりとなる免疫や疫学の知識が全くなかったので、そこから入らざるを得ず、今、懸命に勉強をしています。

ツイッターにも少し、書きましたが、要するに恐怖というものは無知からやってくるものです。

コロナ感染拡大中に散々に書きましたが、このウィルスはインフルエンザの対策と同じことをやっておけばよい、というだけの話だったということが感染のピークがいったん終了してみなさん思うことでしょう。

結果論でこうだったというのはたやすいことで、だからあのような対策は不要であったと論じるのはまさに自分の都合のよい議論であり、私は聞く耳をもつことができません。

でも、典型的なトイレットペーパー、ティッシュの買い占めなんて、もう今から考えるとバカバカしいことこの上ない、と思わないでしょうか?

書きましたが、マスクの材料とこういった紙製品の材料は全く違うのに、なぜ、そんなデマを信じてしまったのか? ということを、私を含めて反省をすべきことです。

そして過去の感染症でもこういったデマが横行し、SARS、鳥インフル、エイズ全部、根拠も何もないデマが流布されることによって多くの犠牲が生まれることを覚えておいてほしいと思います。

有名なのは関東大震災に際しての朝鮮人に対する差別行為になりますが、恐怖に満ち溢れると人は、普段やってもいないようなことでも平気でやる、ということです。

この原因は、明らかに「無知」であり、その無知が今回の紙製品などの買い占めなどを引き起こしたということです。

たとえば、紙製品の買い占めの大多数を40代が行ったなんてことを平気で言う人がいますが、これもデマの1つです。

日本の人口層で一番多い世代は第二次ベビーブーマー世代の1971-74年生まれの45-49歳の世代であり、その世代が大挙して買い占めれば、自動的に年齢層が多いのですから、当然、買い占めたのは40代になるのは当たり前の話なのです。

こういう無知な連中が40代はとんでもない、とか言い始めているのもデマです。みんな買い占めをしたのに居もしない犯人捜しをする無知がオピニオンリーダーとか言っているアホをみると、呆れてモノが言えない、ということです。

今のマーケットも同じです。デマとデタラメが横行して何がなんだかさっぱりわからない状態であることも事実です。

 

今のマーケットは高すぎるのか、安すぎるのか?

この基準がはっきりいていれば、為替も株も買うか、売るか、やらないか、の判断はすっきりします。

しかし、ほとんどの専門家と呼ばれる連中はまず、この前提条件の規準をはっきりさせていない、だから無茶苦茶な解説になるのです。

現状を知るのには過去の動きを見るしかない、その場合、賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶの言葉のように、できるだけ広範なデータ収集を行うべきなのに、ほとんどの専門家と称する人間はリーマンショックだけしか、比較対象としない訳です。

要するに、面倒くさいから過去を全部調べなおしていないだけの話なのですけどね。

そして今の専門家の過半は共通点を探そうと必死になる訳です。以前、私は、こういうデータ検証は違いをみつけなければいけない、と記しています。

理由は今回と前回は全く同じ訳がないのだから根幹の部分の違いをよく認識をして分析をしなければいけない、と言っているのにリーマンの動きはこうだったから、今回もこうなるとか言い出すのです。

同じ事件ではないのに同列に扱う時点でその回答は間違いと小学生でもわかるようなことを平気で専門家と呼ばれる連中はやるのです。

過去の事件の規準が間違っているのですから出る答えも間違っているのです。

言えることはマーケットが経済統計通りに動いているとすれば最終的にはファンダメンタルズの通りにマーケットは回帰していくはずなのです。

実際に私はプロセスではマーケットは間違いだらけだと思います。その間違いをみつければ、それを適正な値段に戻っていく、というトレンドに従い玉を仕込めばいいだけの話なのです。

つまり基準も何もなしに、今のマーケットで戦うのはもう、勇猛果敢というよりも単に戦死に行くようなもので無茶苦茶なのです。

私が今回のコロナでの株価急落を言い当てられたのは、株価が高すぎた、2割ほど、だから急落すると言い続けられただけの話なのです。

現在の株価も、アメリカは今、調べると24930ドルくらいが高値の上限であり、そしてきのうは25000ドル台に乗ってしまったのです。

ここから言えることは、ここからは買えない、そしてまだ上値があるかもしれないから売れもしない、要するに見ているだけの話しです。

オプションでプットを買うか、投信のベアファンドを購入するほかないのです。先物で、売りあがるなんて根性、私には今、まったくありません(笑)。

コロナ前に株の上限は28800ドルだよ、と言い続け、3万くらいまで行ったときは正直、ビビッていましたがプットオプションやベアファンドをナンピン買いを続けたら儲かったというだけの話なのです。

現況はコロナ前と一緒だよ、ということです。

では、みなさんがこれと同じ判断をするのにはどうしたら、いいか? 勉強するほかないでしょ、それだけの話なんです。

よく物事を知っていれば、ティッシュやトイレットペーパーなんか買い占めないのと一緒のことで、物事を判断する基準を自分で決めておくことが大事なのがおわかりになると思います。

私の基準値の設定の仕方は、過去の、コラムをみれば全部、書いてあります。無料なんだから、やりたい、と思ったら、読み返して勉強すればいいだけの話です。

そのわかりやすいとっかかりさえあれば、あとは自分の努力次第でしょ。たぶん、結果はついてくるでしょうから、もっと勉強すればいいだけの話です。

そして今後のGDPはもっと下降するのはわかっている話なのですから、買いと売り、どちらが有利なのか、言うまでもありません。

要するにデマ、ウソ、デタラメに騙されないには、自身で知識の自己武装をするほかないのに、何も考えずに生きている人がいかに多いかわかりますよね、勉強している人にとっては。

たまたま当たっただけなのに、なんか俺は天才、とか言って、従前のやり方を繰り返している人をみると、近いうちにいなくなるのだろうね、と、私は思います。

そういえば、今回の急落を当てた、とか偉そうにほざくやつは少ないですね、不思議です(笑)。

そういうやつがいても、ま、たぶん、ウソでしょ、と思うのですがね、みなさんもそういう輩には機を付けたほうがいいですよ。

ようは、仕事でも、家庭でも、マーケットでも常日頃から努力をしている人間が自動的に勝つだけの話なのです。

その勉強をする方法が、自分なりの判断の方法を身に着けるということが勉強の意味なんだと私は思います。

これは個人的な考えであり、みなさんに強制するつもりは毛頭ありません。ただ、基準を見つけるために勉強をしないと、遠回りすることになるよ、ということです。

 

マーケットの展開

まず、世界は、まだ経済活動が再開したばかりで、実際の数字が上がっている証拠はありません。

きのうのミシガンや小売売上などは、給料がなくなっても、給付があるので大したことないよ、と私が言っている通りのことです。

給付で政府債務は増えるけど、消費は所得が落ち込んでいないので、GDPは30マイナスとか40マイナスとか言っているアホは、知識もないのに偉そうなことを抜かすんじゃない、ということです。

どう計算しても30-40のマイナスにはならないのです。それを絶対だと私に説教を垂れたアホもいますが、バカはしょせん、バカで終わりです。

実際にきちんと計算をしていな奴に言われる筋合いはないのです。

GDPの落ち込みは、確実にあるけど、それは一般的に言われているほどじゃない、ということです。

でも、株価は絶対値なので高すぎるだけの話なのです。まっていれば、なにかのきっかけで下がるよ、というだけの話です。コロナ前と一緒の状況です。

この状況で「買い」で儲けたとしても、心配なく、吐き出します(笑)。

きょう、きのうの動きでいえば、月末から4営業日の締め切りがきのう、ファンドの申し込みという意味です。

ファンドは春から夏に出資額を増やす傾向にありますが、今年、春にファンドを申し込むという奇特な方は少ないでしょう。その分、市場にお金が戻ってきているのだろうな、と推察をしています。

だから、みんなで高い、高いと騒いで餌を巻いてくれ、下がるときはそういうときは早いから、と思っています。

為替は日本>アメリカになるのが当然なのですが、きのうの為替の動きは戦没者記念のポジ調整で意味不明です。

テクニカルでは円高ぽくなっていますが日足はしっかりした足ですよね。

デマに左右されないためには自分で知識という自己武装をすること、これが大事なことです。

まだまだ悪い数字が出るのに、高い、高いと言っている連中を横目に遊んでいるつもりです。