おはようございます。相も変わらず、ナスダックの高騰は続いています。この根幹は踏み上げ相場であろう、というのが私の予測になります。

一方で、為替は、株式もそうなのですが、まったく理解不能は動きを繰り返しており、通常ならこういく、というところを全く逆の方向に行く、というようなことを繰り返しています。

その上にボラもない、ということなので、やっても無駄と思っています。

ただ、ある一定のロジックで動いていることは確かだと思いますので、その動きを解明をしなければいけないのですが、そのヒントが皆目、見当もつかない状態です。

ただ、根本的な動きは円安のはずであり、株価が多少さがっても反応が限定的なことをみても明らかだと思います。

株式市場のフォーカス

いつも示しますが、上記は黒い点線がダウ、青い棒はFRBのバランスシートになります。

FRBが資産規模を拡大させることによって株価が底を打ったことは理解できると思います。6月の上旬から資産規模を縮小させると、株価の下落が始まっただけの話になります。

現状、FRBのバランスシート(青)は縮小傾向が続いていますので株価は軟調になるだとうというのは誰でもわかることだと思います。

しかし、ナスダックは以下のようになっています。

NYダウは軟調に転じているのに、ナスダックの進行銘柄群は続伸状態です。

その中で、またアホのイーロンマスクがレベル5の自動運転が今年中に可能なんてまたオオボラをほざいていましたが、なぜ、こんなことを言うのかといえば、非常に簡単です。

IT銘柄群が下落に転じれば、前年比で500パーセント近くも上昇をしているテスラ株は壊滅的に下がるからだろうと思っています。

なぜ、自動運転が不可能なのか、は以前の記事、だいぶ前になりますが、できっこない、というのを解説しました。

冷静に考えれば、できない、とだれでもわかることなのに、なんでそんなものが可能ということを信じるのでしょうか?

そういえば日本の自動運転も2020年までだったんじゃないですか⁈

誰もこのことを追及しようとしない訳で、いまさら誰もができないと認識した、自動運転ができる、と言っちゃうイーロンマスクって単なる詐欺師だろ、と思うのが普通です。

遠い将来は可能かもしれませんが、近い未来にはどんなにPCの計算量が増えても無理です。

相場の過熱局面では今回のコロナと同様、たとえば、コロナにマスクは有用ではない、とかほざくバカがいたように、そういう訳のわからないことを言うやつが必ず出現するものです。

その中で、おそらくアマゾン株に大量の信用売りが入っているのだろうなと思います。

ご覧のように、値段の上昇に伴い、出来高は膨らむものですが、最近の高騰では逆に出来高が減少するという珍現象が起こっています。

これに信用取り組み残がわかれば、おそらくその取り組みが減っているはずです。通常は値段の上昇に伴い取り組みは増えるのですが、たぶん、減っているのでしょう。

この類推が正しければ、この相場はほぼ踏み上げ相場ということになります。つまり昔から言われるように「踏んだら終い」ということです。

その日付はいつなのか?

去年か、一昨年、ずっと言い続けましたが、マーケットというのは前年の鏡写しの相場になると言っています。

ですから、ここから暴落するよ、高騰するよ、というのがかんたんに私は言えたのです。

その種明かしをずっとしていたのですが、それさえもやらずに、みなさん、なんでわかるの? とかやっていたわけです。

たとえば日経平均の去年7月がどのくらいの水準なのか、ダウやアマゾン、テスラが去年の7月にいくらだったのか調べてください。

たしか去年の7月の相場は、トランプが5月に米中貿易摩擦をぶち上げ、低迷していました。

日本では消費税増税が10月、そして台風被害も多発しました。その前になりますが、その去年7月よりも現在の株価水準のほうが高いのですよ、これを奇妙奇天烈と言わずになんというのか? ということです。

今回のコロナ被害で1か月半にわたり経済活動が停止し、そしてアメリカでは再びロックダウンが噂されている状態で、新値更新のナスダック。どうみても頭がおかしいでしょう。

その上、1-3月のGDPがマイナスなのに、去年よりも高い株価、ふざけんじゃねーよ、ということです。

だから、株に買いという選択肢はないのですが、買いだのうるさい、アホがいっぱいいるので私はイライラするのです。

この状態は何を意味するかといえば、たとえば、今回のコロナ禍での株価や金融市場の暴落はトランプの所為だと私は考えています。

あいつが、9月から金利を低く誘導し、株価が暴騰し、割高水準にしてしまったから、暴落をしたのです。

株価の水準が適正であれば今年2-3月のような悲劇は生まれなかっただろうね、と思います。

今回はバカのFRBとバカの日銀が、株価を高く誘導しすぎなのです。去年より高い株価であれば結果は、また2-3月の悲劇のようになる訳ですよね。

本当、無制限緩和とバカの1つ覚えのようにやって、本当に賢そうなフリして頭の悪い極みのようなことやってんじゃねーよ、と思うのです。

この緩和減らさないとまた悲劇になる、と言っているのです。

最後に、去年、ナスダックが下げ始めたのはいつですか? それをみれば、そろそろヤバいというのがわかると思います。

当コラムに書いてあることを総動員すれば、なんとなくマーケットがどうなるかはわかるようになっていると思います。

昔の記事はバカなことばかり書いていますけど(笑)