おはようございます。
タイトルの答えを先ず、最初に書いておけば「全く関係ない」と私は断じておきます。
株価崩落したことによってコロナウィルス蔓延の問題がフォーカスされただけの話なのです。このように考えていくと、すぐに経済活動は復活する、と考えるようになれるのです。
きのう私が相関関係と因果関係の話をした理由はなんとなくおわかりになったと思います。ニワトリが先か? 卵が先か? という問題はどちらでもよい、という話ではないのです。
どっちが原因でどちらが結果なのかを明確にしないと原因の分析と言えないのです。原因がわかれば結果は勝手にわかるので非常に大事なことです。
株価崩落、円高の原因
株価が2月に急落した原因は、コロナの蔓延と思っている人がほとんどです。私から言わせれば、株価下落の原因はコロナなんかじゃありません。
理由は単純に、株価が高すぎたからです。だから、崩落したのです。ゆえに、私はこのコロナで株価が崩落し、リーマン並みになるよ、と平気で言えたのです。
株価や為替が崩落する原因というのはたった1つの理由で説明することができます。理由は
「高すぎる」からです。
去年から株価は高すぎたのです。それだけです。それに加え、FRBが政策ミスを連発をしたからです。
株価が崩落する原因の副次的要素には過去の不況に共通することは「中央銀行の政策ミス」が共通項なのです。
かんたんなことで、中央銀行は金利を下げるだけで、流動性を確保する現金をばらまかなかったから不況が増大したのです。
その学習はリーマン、そして今回できちんと学習され、すぐに現金供給というヘリコプターマネーが供給されたから大惨事は回避されているのです。
FRBのミスは緩和をしなければいけないときに緩和を止め(1月)、そして実質、何も現状が変わらない金利下げを緊急下げ(3月)と称して行ったことが市場の不信感を買ったのです。
日銀も同様です。市場にお金を供給しなければいけないときに、すでに行っている金融オペを公表し、付け焼刃のように下がっている最中の株の買い支えを表明したのです。
この人たちはきっとマーケットのことを何もしらないのであろう、と思います。
株価が高すぎるのは私でもわかっていましたので、彼らはその前に対策を打つべきであったのですが、政治の圧力に負けてなにもできなかったのです。
中央銀行の独立性なんてそもそもないのに、そんなことを言うのは単なる責任逃れです。
つまりマーケットは、ずっと、この高すぎる株価を訂正する材料を探していたのです。それがコロナであった、それだけなのです。
つまりコロナはきっかけに過ぎず、原因は株価、為替が高すぎた、だけの話を、みなさん偉そうにコロナの所為だ、と言うから結果を間違えるのです。
現実的に結果は、私は細かいところを間違えていますが、大きな流れは私が言っている通りでしょう。
私は原因を間違えていないから、結果を間違えないのです。コロナが原因だと思っている人は、蔓延が続く限り株価は戻らないと騒いでいたのです。
その記憶もすでになくなったのでしょう。再び、偉そうなことを言い、そんなものはあんたの勝手だからどうでもいいのですが、その結果責任を何も負わないこと、それ、無実なのですか? と思うのです。
法的には罰せられないけど道義的にはギルティ―だと思います。
その典型はGSで4-6月のGDPが35のマイナスと言った舌の根も乾かないうちに株価急騰とかやっているのです。
世間にはこんな専門家と称したド素人の数のほうが多くないですか?
その人の話を一生懸命聞いているみなさんを私は不思議に思いますし、いい加減、自分の大事なお金を他人のいい加減な責任も取らない人たちにその運命を預けるのを止めたほうがいいと思います。
もちろん、私も間違えることもあります、必ず。でも、そのときに謝罪、ごめんなさい、をしないときちんとマーケットがつかめないのです。
要するに、曲がってしまった、という良心の呵責を負いながら次のことを考えても、そのプレッシャーから必ず曲がるのです。今の人たちは間違えることを極端に恐れすぎです。
おそれたって、間違えるのです。だったら、さっさとごめんなさい、と言って、次に行き、ノーストレスでやったほうが100倍利益はあがるのです。
これが、損切りの心理要因です。間違えている自分を認めることは苦しいことですが、それを認めなければ自分自身の成長がないのです。
原因は株価が高すぎた
でも、結果は売りすぎ、だから、買われるのです。
それだけの話を、なんだか、感染症の専門家になったようで、アホなことばかり言っている、評論家、アナリスト、政府要人をいっぱいみかけます。
安いから買われた、それだけです。
だから私は日経18800が基準値、ダウ24400が基準値だと言っているのです。
実際、日経は18800を超えると完全に上げ足が鈍っているでしょ。
ダウは、24400を超えることができないで、足踏みしている訳です。
この場合、日米でどちらが回復基調は強いか? を考えれば日本のほうがよいのに、日本政府は何をやっているんだ、と主張する人がいます。何を根拠にそういうことを言うのであろう? と私は思います。
かんたんな話、日本のほうがいいのに、日本の検査体制、うんぬん、なんだか知ったかぶりして偉そうに語るアホが多いのが事実です。
アメリカやヨーロッパと比較すれば日本は経済的にはよくやっているのに、費用がかさむPCR検査をもっとやれ、とか、言う人がいるのです。その費用はあんたらが全部、負担しろよ、と思います。
給付金をくれ、配れ、と言う人がいますが、自分の財布で配れよ、と思います。自分の財布で配らないくせして、税金だと気前よく配れ、というのですか?
こういう頭のおかしい連中と私は一緒になりたくありません。はっきりいえば他人のゼニで援助をするなんてはた迷惑な行為やめてほしいと思います。援助するなら自分のゼニでやれ、と言っておきます。
援助とか、給付を声高に主張する人は、自分のお金は安全なところに置き、そして他人のお金をリスク晒す、卑怯者、と考えています。現代風にいえば、人間のクズだと私は思います。
本当に援助が必要な人には、自分のお金で助けてあげて初めてそういう主張ができると思う私はヘンな人間なのでしょうか?
私、個人としては極めてマトモな発想だと思います。税金も自分のお金のように扱ってほしいと思います。税金は他人のお金ではありません。
あなたのお金でもあるのに、無駄使いを推奨し、そして税金が高いことに文句を言う、本当にこういう人たちってあり得ないことが現実にあると信じ込んでいる人たちなのでしょう。
本当に困っている人は、声もあげることができないと思います。給付をくれ、と言っている人で困っている人なんてほとんどいないと思います。
頑張れば、解消するがわかっているけど、頑張るのイヤ、と言っているだけ、と言う人がほとんどだと思います。
アメリカは問題があるから割安が解消をしないのです。それだけです。
それでは為替は日本>アメリカだから分母の日本が大きくなるから、円高なのです。それだけの話でしょ。
マーケットについて
金利が再び、急落をしています。
つまりリスクが来ているのです。この理由は推測するほかありませんが米銀のウェルズファーゴやCITIなどが貸し倒れ引き当てを積み増しています。
つまり今後、大きな倒産が増えるますよ、と言っているのに株価が高い、高いと騒いでいる連中って、何? と思いませんか?
長期的には、株は高いと思いますが、世界的に大きい会社が倒産、破綻などになれば影響は避けられません。銀行の貸し倒れ資金引き当ては尋常な量ではありません。
つまり、それが現実的になっているときにGSは二番底がない、とか言い始めている訳です。
為替はこの場合、アメリカの方が危機なので一知的に日本>アメリカですがアメリカの落ち方が半端なくなるから、円安だと言っているのです。
重要なのは、値動きではなく、なぜこうなるのか、という原因の探求です。原因が間違っていれば結果は不正解になるのです。このようにならなければ、この仮説が間違っているだけの話なのです。
原因がわかっていれば、それに対処すればいいだけの話なのです。
それで結果がよくなければ、原因が間違っているだけ、小学生でもわかる話を、因果関係とか相関関係とか、うぜーよ、と言いたくなるあなたの気持ちよくわかります(笑)。
私もそう思う(笑)。でも、小難しい話ってたいてい本質は小学生でもわかる話なんですよ。
金を売っているとのことですが、FRBの緩和によるバブルで上がっているのではないでしょうか。
コロナショックで有事の金買いだとすると、コロナの終わりが見えて来て、下がりそうなものです。
しかし、金余りのバブルだとすると、理屈で動かず、10〜20%余分に上がる可能性はあると思います。
最終的には弾けて、下がるとは思いますが、一時的には、まだ急騰もありえるのかと。