おはようございます。

コロナウィルスの自粛騒動がピークになっていますが、当初の予定通りの動きで来週には感染の拡大は沈静化するでしょう。

しかし、政府の警戒モードは解かれないでしょうから自粛モードは続くでしょう。

本日は表題の件、そしてドルの強さのタイムラグについて記していきます。

 

コロナウィルスの拡大は終了でしょう。

最初にまず記しておきますが、私は疫学学者でもないし専門家でもありません。

しかし、2月の中旬から下旬に騒動が起こり、3月の上旬には収束するという推測を出していましたがその通りの結果になっていることを注目してほしいと思います。

根拠は明快でコロナウィルスは平均で2.5次感染です。2月の中旬から下旬にかけては2次感染が起こるだろうと予測をしていただけの話です。

今、起こっているのは残りの0.5次感染です。この平均値に間違いがなければ、今後、新規の感染がなければ収束するでしょう。

言いたいことは、このことを私は1月の下旬から言っているということであり、事実をみていればこんなもの当然の推測であり、憶測や推測でモノなんか言っていない。

世間のほとんどの人のいうことは単なる自分の願望や妄想であり、こんなものを信じるからトイレットペーパーを買い占める、買いだめするというアホな行為に走るのです。

そもそもマスクとトイレットペーパーが同じ原料、と言われて信じる方がアホの極みです。

ただ、自分の家にトイレットペーパーがなければ私自身も買ったかも?しれません。

一概に非難をすることはできませんが、日本人の読解能力が極端に劣っていることは確かです。綿とパルプ、石油化学の区別がつかないなんて絶望的だと思います。

 

緊急利下げの解説追加

この緊急利下げを決定したことによって、FRBは何を行うか、を理解していないので本日のダウの急騰は、バイデン圧勝だから、ダウが急騰をしたという間抜けなことを平気で言うのです。

先ず、緊急利下げによってFRB、NY連銀が行うのは、国債の買い入れです。

理由は市中に出回っている(正確には民間銀行の保有している国債)国債をNY連銀が買い取ります。NY連銀が買い取りをすれば国債の需給はタイトになり価格は上昇する。

価格の上昇、イコール金利安になるのです。ここでFFレートをさげさせ、緊急利下げの完成になるのです。

NY連銀が国債を購入するということは買取の代金は、保有している民間銀行に現金を渡します。通常の買い物であれば、購入した商品に対して代金を即時に払うのが通常です。

しかし、金融の世界ではこのラグが発生をします。つまり買う意思をNY連銀、FRBは示しているのですが、実際に支払いを受けるのは2営業日後になります。

これは日本銀行の場合であり、FRBの場合はよく知りませんので、詳細を知りたい方はご自分で勉強なさってください。

つまり3/3に緊急利下げを行うと同時に市中の銀行からNY連銀が国債の買い入れを行います。だけど、その支払いを行うのは3/5なのです。だから実際に銀行にお金が振り込まれた結果が今朝の外電なのです。

要するに銀行が民間向けに、貸出資金が潤沢にできたのがきのうのことだったのです。

だからNYダウが急騰をした、のです。バイデンが民主党大統領候補になるでしょうが、まったく関係がないことをよく平気で言うよ、としらけた目でみています。

貸し出し資金ができれば、企業は一斉に融資が下りると判断して強気の経営を行うことから株式全般が買われたのです。

参考までに私の角野實名義のツイッターにこのことをはっきりと書いています。答えは書いていませんが、言外に急騰する、と言っています。当たり前のことです。

 

ドルの強さ

市中にドルをばらまいたのですから、ドルの需給が悪化し、ドル安になるという説明は正しいです。

でも、この人たちは本当に金融の専門家なのか?と頭を疑います。要するに、何も理解していないのであろうな、と思います。

今の日本で金融緩和を行えば、円安になるでしょう。しかし、ドルの場合はそうなりません。

ドル、つまりアメリカ経済は好調そのものです。もちろん、コロナの影響や大統領選挙の影響もあります。

でも、余剰資金があれば、日本の場合はそれが休業補償になるでしょうが、アメリカの場合はそれが設備投資に廻るのです。

すなわち、供給過剰のドルがあれば、金利が下がった現在、去年秋から設備投資が増えてきましたが、さらに増えるのは当たり前です。

つまり、FRBが供給過剰にドルをしましたが、その資金需要というのは底なしであり、結果として、ドル安からドル高に転換をしてしまうのです。

だから、ドル高になるよ、と言っているのです。円高なんかになる訳ないでしょ、ということです。

さらに、日本の街をみていれば明らかですが、人がいません。この状況で株価は上昇しますか? 上がる訳ないでしょ。

本日、アメリカ株が3.5パーセントの急騰ですが、日本のこの現状をみてあがると思いますか?

日本人はお金使わないのに株価が上がるのですか? こんなの答えを言わなくても自明じゃないですか?

となるとドル÷円のドルは今後も上昇していき、円もグローバル経済ですからある程度あがるでしょうが、アメリカほどじゃない場合、分母が小さく、分子が大きくなると結果はどうなりますか? という問題です。

金利はアメリカが資金需要が強く、金利上昇気味になりますが、日本の資金需要も強いですが、それは休業補償などに使われ、生産的な資金需要ではないのです。

かんたんにいえば、アメリカの資金需要はカネがカネを生み出す資金需要ですが、日本のそれは単に消費するだけの資金需要なのです。だから日本の金利は低位に張り付いたままになるのです。

ゆえに、株価、金利面でも円安なのに、円高、円高とアホみたいなことを言っているのです。

 

本日の相場

均衡点はまだ計算をしていないのでツイッターに書くと思います。例によって気が向かなくなれば止めます。

ただ、日本株が3.5パーセントも上昇する訳ないじゃん、ということです。となると、もうすでに今夜のNYは反落というのはわかっているのです。

今までの実績が示している通りです。ここ数日外したのは、結局、金融政策が変更をされたからであって、金融政策の変更などそうそうはないのです。

だから政策変更がない場合は、たぶん、予測が的中する可能性は必然的に高くなるということです。