おはようございます。

アメリカの失業保険申請者数が過去最大になりました。悲劇というような状態ですが、敢えていえば、終わらない惨劇はない。ということです。

なぜなら、人間はより成長し、豊かになりたい動物だからです。株価が急落しても、いつかは絶対に上昇をする。なぜなら、みんなお金はもちたいから。

だから、終わりのない不況などあるはずがない。今、どん底にある人は悲観的になりがちですが、落ちるところまで落ちれば、上がるほかないのです。

金融マーケットも同じです。永遠に人生の下落などありませんし、ある訳がないのです。

 

学びが多い失敗

この感染は1次拡大では終わらず、2次拡大があることがだんだんと判明してきています。東京都の感染拡大などはその好例で、指数関数的に感染者が増大しています。

ということは今のアメリカは感染のピークになりますが、これが終了してもまだ予断を許さない状態になります。ヨーロッパもピークは過ぎ去っていますが、もう一度、感染のピークがあることがわかります。

問題は、この2次拡大で終わるのか、どうかの問題で、これが3次拡大はない、というのは言い切れない、ということが問題なのです。下手したら4次では終わらなく、ずっと続く可能性もあるのです。

中国でも2次拡大が起こっており、3次拡大の報告はないようですが、予断を許さない状況であることは間違いないことでしょう。

これが端的な事実から推測されることであり、この事実を下にこれからの予測を立てなければいけない、ということです。正直、すごく気が重い。

単なる風邪、と思っていましたが、重篤症状の実態が明らかになってくると、もう、なんとも言えない気分になるのは私だけではないでしょう。

しかし、言えることは人生のどの先輩でもいうことになりますが、根本的に、このような不遇な時代を乗り切った人ほど、人間的に強くなるということです。

どんな人でも間違いを起こすし、失敗をする。でも、その失敗の仕方、その失敗を好機ととらえて考えることが大事だと私は思っています。

理由はかんたんです。私が常にマーケットで失敗した原因を考えたほうがよい、という理由は、間違いには間違えるそれなりの理由があるからです。

なんだか野村克也さんのようなことを言っていますが、その原因の究明が大事なことなのです。

ここで間違える人が多いのは、その原因を他人の所為にしちゃいけないよ、ということです。自分に起こったことはすべて自分の責任として対処をするのです。

こういう不安心理の時だけではなく平時もそうです。

これを受け入れることができれば、あとは上がるだけになると私の数少ない経験では思います。でも、また人間は必ず失敗するのですよね(笑)。

そうなると自分はできる人間、そして素晴らしい人間なんて思えなくなるものです。だって、また失敗するのですから。だから、先人たちは謙虚さ、というものが大事なのだよ、というと、思っています。

さまざまな失敗のときには人は反省をします。その反省を素直に受けいれられるのは失敗したときです。だから失敗は人生のチャンスだという所以だと考えています。

偉そうなことを言っていますが、振り返ってみてみれば、大したことなかったね、と皆で言えるようになる、とみなさんで言える時代が必ず来る、と信じたいものです。

失敗の渦中にいる人間は、そのどん底が永遠に続くと思いがちです。

今回のバブルで儲けた人は、バブルの最中にいるときはこの儲けが永遠と思った人がほとんどでしょう。人間は現実支配にされるものです。

ほんの少しだけ、賢い人間は未来を見るものだと私は思っています。0.1ミリだけ人の先を見るようにすればなんでも好転すると思います。

でも、欲張って人間は、もっと先を読もうとするものです。私は未来を100パーセント予測したいという欲深な人間なのでそのうち天誅が下ると思っています(笑)。

 

比較対象を明らかにせよ

人間は、本能的に競争が大好きな生きものです。戦争なんて愚かなことをやるのは人よりも優れていることを明示したいだけのことです。

人間は比較をしているモノで、これを相対性というのです。

たとえば、きのう私は円安になるでしょう、とツイッターに記しました。そして夜に妄想で株価は暴騰するかも、なんて書きました。

結果はその通りになっているとほとんどの人は思っていますが、ツイッターの160字の中に何と比較して高いのか、ということを誰も注目をしていません。

まず、きのうの朝の時点で判明をしていることは、投げによって予測を覆して、株価が下がったわけです。

投げが一巡すれば株価やマーケットの値段は経験則でもロジカルにも説明することができます。でも、ここでは省きます。この分析は内部要因からの分析です。

つまり朝の時点で株価が急騰することもわかっていたのです。でも、現実的には上昇をしないのです。

そのほかにも株価というのはグローバル経済と連動をしています。アメリカ株の下がり幅をみても、日本株はきのう上昇するほかなかったのですが、まだまだ投げは出る可能性は大きかったのです。

何が言いたかったかといえば、グローバル経済における現在の株価は安すぎるということです。この観察は相対的な観察になります。

そして、絶対値では、日経の規準値を18800と設定すれば、安いし、NYも基準値を24400と考えると、安い。

一方で相対値にて考えると国際比較で現時点っでは日本の成長の落ちこみのほうがアメリカよりも少ないのです。ゆえに日本>アメリカ。しかし、月間、年間でみれば、アメリカ>日本に株価はなっているのです。

さて、私が何を言っているか、おわかりになった人、いますか? いないでしょ(笑)私だって、この頭の中身を説明するのに四苦八苦しているのに、みなさんは何を言っているのかさっぱり理解できないと思います。

要は、上記の説明は、何を優先するのかの説明がなく、そして何を基準に決めているのかを説明していないから、いくら読んでもわからないのです。

大事なことは何を基準に何を比較対象にして、私が判断をしているのか、ということなのです。

上記の説明を、もっとわかりやすく説明をすると

① 株価を動かす要因で一番、わかりやすいのは株価のグローバル化での変動
② 次にわかりやすいのは、内部要因
③ 一番、わかりにくいのは比較対象のはっきりしない日本>アメリカなのか、それともアメリカ>日本なのかの判断

これを整理してしまうと、予測というのは楽にできるのですが、上記の分析ができる前段階にほとんどのみなさんはいると思いますので、これをマスターするほかないよね、と思うのです。

先ず、①の分析はグローバル関係でいえば、きのうの日本株は売れない水準にあったのです。だから下がらないはずなのに下がる(笑)。

これは内部要因ですよね、②. つまり本来は上がらなければいけないのが上がらないから悩みは深刻になるのです。

ここがみなさんのもっともわからないところになるのですが、日本株が上がれば為替は円高になると思うのでしょうが、このケースでは円安なのです。

ドル÷円で円が上昇すれば分母が大きくなるのだから、円高というのは極めてイージーな発想です。私がきのう円安といったのは、比較規準が違うのです。

③をよく考えると円安になるのです。自分でもうまく説明できないのがもどかしいのですが

実際に日米双方の株価が上昇した深夜には円安になるでしょ。結果からみれば私の分析が正しいことが証左されるのです。

きのうの私の分析は株価が通常ならあがるのに上がらないから苦悩するのです。

みなさんは株価がきょうはあがるはず、という分析に四苦八苦する段階だと思いますので、なかなか難しいのです、私の言っていることは(笑)

間違えないでほしいのは言っていることは小学生でも理解できることなのです。でも、材料があり過ぎて、すぐに消化ができないのです。

私たちの小学生のころはテレビ電話が夢また夢の世界でしたが、現実社会ではそれは実現しています。

でも、このテレビ電話って、テレビも電話も小学校時代には存在しましたからテレビ電話というのは既存技術の積み重ねにすぎないのです。それをどう組み合わせるかによって新技術が誕生しているだけなのです。

今回の話も全部、既存の知識を組み合わせただけの話なのです。つまりみなさんにも理解できる範疇なのですが、自分で説明していてつくづく複雑怪奇だよね、と思います(笑)。